複利計算を利用して不動産運営を成功させよう


現在は貯蓄してもお金は増えません。だったら「もともと高給取りでないと永遠にお金は貯まらないんじゃ・・?」ということになりますが、そこでしっかりと不動産を運営できれば複利計算でお金を貯めていくことができます。
今回は不動産運営と複利について説明したいと思います。

【複利の計算とは?】

元金とその利率、それを運営していく期間から計算していきます。
元金についた利子をまた次の年の元金に組み入れます。そしてまた増えた分をその次の年に・・と計算していくことで、どのくらい自分の資金が増えるか計算するシミュレーションのことです。

たとえば毎月5万円、1年で60万円を10%の利率(利回り)で25年運用するとします。
60万円 × 25年で計算して出てくる1500万円。これは「単利」と言います。
しかし実際には毎月5万円の10%の利率で儲けが出た分を、また翌月にまわして計算します。
そうしていくと、25年では資産が6634万1670円となる計算になります。
これを「複利による計算」と言います。

【不動産運営における複利計算の考え方】

不動産運営において10%の利回りがある物件を手に入れることができれば理想ですが、たとえ手に入れたとしても10%をキープしていくことは難しいです。
それは不動産が基本的に年々劣化していくもの=価値が下がるものであるからです。
それに加え修繕費など諸々の支出を考えると実質的には10%以下の利回り物件になっていきます。

不動産は一般的に単利運用で、1000万円の物件を購入したとしてもその物件が生み出す価値以上のお金は増えません。
しかし、その1000万円の物件を運営していきながら数年後に生じた利益でまた別の物件を買っていけば、複利計算での資産運用が可能です。
計画もなく売り買いしてはもちろんお金は増えませんが、不動産の運営と自分の資産の運営を別に考え、常にキャッシュフローが良くなり資産を増やすにはどうしたらよいか計算していく必要があります。
仮に現在キャッシュフローが良い物件でも、その後どのくらい価値が下がっていくか計算せずにいると「売り時(手放し時)」を失って損害が出るかもしれません。

【複利計算で生じるデメリット】

計算上は良い数字が出ても、その通りいくとは限りません。まず元本が保証された上でのものではありません。複数の物件を運営することになると、借入額が増えてバランスシートが一時的に悪化したり、物件に問題が出る可能性もあります。
そこはうまく乗り越えていく巧みな戦術が必要となっていくこともあるでしょう。

【まとめ】

不動産運営においては、複利計算を頭に入れていくことは非常に大切なことです。不動産は株やFXなどの投資とは違うポイントもあるので、その違いも把握しておきましょう。しかし不動産運営がうまくいけば始めは少ない投資額でも複利計算で大きな利益を生み出すことができますので、ぜひ頑張ってみましょう。