賃貸管理会社のルールとは何か?


管理会社とはどんな種類があるのでしょうか?不動産会社がすべて管理していると思われている方も多いのではないでしょうか。今回は、賃貸管理会社のルールと種類(違い)を書いていきましょう。

賃貸管理会社のルール

2011年以前には、管理業務の内容やルールが不明瞭であったため賃貸管理業者のレベルに差があり、トラブルが多発していました。これらのトラブルを解決するために、「賃貸住宅管理業者登録制度」が制定されました。

この制度は管理業務のルールを決めており、一定の資格所有者を置き重要な事項の説明や書面の交付を行うことで、オーナーや入居者の利益の保護を図ることを目的としています。
しかし、この制度は強制ではないため登録をせずとも管理業務を行うことはできます。

登録の条件

〇 事業所ごとに6年以上の実務経験があること
〇 「賃貸不動産経営管理士」の登録をしている者
※上記の条件をクリアした者を1名以上置くこと

管理業務のルール

【重要書類の説明と交付】
資格者によって管理受託契約の内容の説明後、双方で確認したうえで契約書を交付します。また、サブリースに関しては将来の賃料変動についての説明と書面の交付が義務付けられています。

【預り金の管理】
賃料や敷金などは、管理業者の財産とは分けて管理する。また、毎年 財産の分別管理状況を国に報告しなければならない。

【定期的な報告】
収支や建物・設備状況や入居者の状況を定期的にオーナーに報告しなければならない。

【書面の交付】
契約更新や終了の際の書面の交付しなければならない。終了時には、敷金返還などの書面を算出した書面になります。

管理会社の種類

〇管理・仲介をする会社
管理と仲介のどちらも請負う会社の事です。これは一般的な管理会社といえます。

〇管理だけをする会社
管理だけを行う会社です、仲介などはせず建物の管理と入居者の対応を行います。

〇仲介だけをする会社
入居者の募集・内覧・案内をし、賃貸契約を締結するまでの業務を行います。

管理会社の業務内容

【物件管理に関する業務】
〇アパートなどの全体的なメンテナンス計画
 修繕などの計画を立て、将来的にどのぐらいの修繕費がかかるかなどの費用算出などを出 します。

〇入居者への注意喚起
 部屋や共用部などの使用についての規則を破っていた場合に掲示板などを利用して注意喚 起を行います。

〇共用設備の点検
 共用部の電気や空調設備などの点検を行います。

〇共用部の掃除
 共用部とは、入居者が利用できる外廊下や駐輪場などのことをいいその部分の掃除です。

【入居者の管理に関する業務】
・入居者の募集
・検討者への案内(内覧)
・賃貸契約の締結
・トラブル対応
・滞納者への連絡
・退去時の立ち合い

まとめ

管理会社のルールと種類を書いてきました。これから管理会社を選ぶ際の一つの目安として登録をしている業者であるか、また自分の物件の管理に必要な管理会社の種類であるかを検討する際の参考になれば幸いです。