投資なのかギャンブルなのか?『期待値』が判断をアシスト


持っているお金を少しでも増やしたいと、投資をはじめたいと思う方は多いですね。ただ、元金を失うこともありますから、ギャンブルの要素を感じることもあるでしょう。投資とギャンブルの違いは、『期待値』を理解することで判断しやすくなります。投資の『期待値』についてお話しましょう。

■『期待値』とはどんなもの?

投資で使われる『期待値』の意味をざっくり説明すると、“試行結果の平均値”といえます。
資金を使って儲かるときもあれば、儲けがゼロやマイナスになることがあります。
・試行結果の平均値がプラス⇒回数をこなすほどプラスの値に近づく
・試行結果の平均値がマイナス⇒回数をこなすほどマイナスの値に近づく
過去のデータや値動きの材料を見極めることで『期待値』を判断し、プラスになるものに資金を投下するのが投資です。
期待利益と想定損失を比べて、プラスになるなら投資対象にして資産増の見込みがあります。
しかし、儲けが大きいように見えて、期待利益と想定損失を比べてマイナスになるなら、続けるほど資産減になるのです。
試行するほど資産減になるなら、やらない方が良いですよね。

■パチンコや宝くじの還元率をチェック

ときの運に任せる部分が大きい「パチンコ」や「宝くじ」の還元率は…
・パチンコ 85~90%
・競馬 70~80%
・スポーツくじ 50%
・宝くじ 45%
投下した資金が何倍にもなって返ってくるケースがあるものの、回数をこなせばこなすほど、これらの100%を切る値に近づいて行くのです。
投資の場合には、『期待値』が増になるものを選んで資金を投下していきますから、一定の期間続けることで資産増を狙えるのです。
もちろん、元本割れが絶対ないとはいい切れませんが、やればやるほど元本割れになる還元率だとわかっている要素をもった投資先を避け、多少の波があっても設定した期日までに増加させる資金の使い方をするのが、運用であり投資なのです。

■宝くじより株や不動産など投資のほうが確実

宝くじは当たれば大きいですが、投下した資金を常に増にするのは難しいのです。
株や不動産の場合には、世の中の需要の変化、各国の情勢、人の流れや物の流れ、会社組織の営業成績など、具体的な指標があります。
たとえ投下した資金に対してのリターンが3~4%だとしても、長いスパンで継続していけば一般の銀行預金より資産増が見込めます。
『期待値』が良い投資先を見極められれば、投資は資産形成に生かすことができるのです。
しっかりとした知識をつけることが大事ですから、興味のある投資ジャンルのセミナーに参加するなど、情報を集めることから始めてみましょう。