不動産投資で収益を計算する意味


【はじめに】
最近、厚生労働省の統計の不正によって実際には景気が良くないことが明るみに出てきました。肌で感じていたものが間違いではなかったという事かもしれません。日本の景気は先行きがいまだ不透明と言えるでしょう。
そこで収入を少しでも増やそうと副業を考えていませんか?しかし、何かやればすぐに収入が増えるというものではありませんよね。望みをかなえたいのなら「収益の計算」の捉え方が大切になります。
そこで今回は不動産投資から見た「収益の計算」について話をします。

【不動産投資で収益を得るには】

不動産投資で収益を得るには、まずは収益について知る必要があります。
例えば、ある商品を90円で仕入れて100円で売ったとします。そうすると差額10円が出ますよね。この差額が収益となります。つまりは「売上」のことを指します。
他に例を挙げるとすると「年商」があります。これも収益のことですが、こちらは費用を計算に入れないもうけとなります。

不動産投資では、この収益が2つ存在しています。
1つはアパート、マンションからの家賃収入などの賃料です。いわゆる「インカムゲイン」と呼ばれるものです。株式であれば配当金、債券であれば利子に相当します。資産を所有しているだけで得られる収益のことになります。
もう1つは物件を売却してプラスが出た場合です。こちらは「キャピタルゲイン」と言います。安く物件を購入し、それよりも高く売却して得られた収益と考えて問題はありません。ちなみにマイナスになった場合は「キャピタルロス」と言います。
この2つの収益で不動産投資は成り立っているので、その点をしっかり把握しておきましょう。

【この計算が大事!】

不動産投資では収益の計算が重要になってきます。
なぜかというと、不動産投資はインカムゲインにあたる家賃収入から年間いくらの収益が得られて、物件購入費用が何年で回収できるかを知る必要があるからです。そのためには収益の計算が不可欠なのです。
不動産投資で収益を計算するときに用いられるのが「利回り」ですよね。不動産投資に少しでも関心のある人なら「表面利回り」と「実質利回り」の2つの利回りがあることは知っていると思います。
では、どちらが収益計算の参考になるかというと、実質利回りの方が参考になります。
表面利回りは満室状態を想定して計算していますので、貸す側にとって都合のいい状態であって実態に即しているとは言えません。
その点、実質利回りは空室も考慮して計算しているので、資金回収の指標として役立ちます。物件購入を検討しているのなら実質利回りを使って収益を計算しましょう。そうすることで、資金回収にかかる期間の目安が立ちます。
そして、そこから回収期間が短くなる物件を選び、多くの資産を築けるようにしましょう。

【まとめ】

ここまで読んでいただけたのなら気づいていると思いますが、収益の計算には費用が入っていません。ですが実際には、不動産投資をしていれば物件の修繕費や税金などさまざまな費用がかかります。そして、費用を差し引いた分が手元に残ります。この残った分が「利益」となります。つまり、収益よりも利益が多い方がいいのです。
不動産投資では収益がどのくらいあり、そこからいくら費用が引かれ、どれだけの利益が残るかを考えることが大切になります。