収益とは?知っておきたい収入・利益との違い


帳簿で扱われる収益とは、収入や利益とどう違うのでしょうか?
マンションオーナーになるなら、ちょっと知っておきたい会計用語と、不動産投資の収益・経費についてお話ししましょう。

■会計用語がさす収益とは?

・収益=売り上げや預金の利子など入ってくるお金全般+株式評価益や受贈益など
・利益=収益-経費
収益は単純に入ってきた金額そのものをさし、利益は、収益から経費を差し引いた金額になります。
収入は、収益に含まれますが、“サービス料収入”や、“家賃収入”といった金銭のやりとりがあるときに使われます。
収益は、株式の評価益、資産の無償提供を受けたときの受贈益など、金銭のやりとりが無い場合も含み、収入よりも広い範囲をさしています。
収益は、「営業収益」、「営業外収益」、「特別利益」にわけられます。
営業収益とは、事業そのもので得られたお金ですから、売上高とも同じ意味合いになります。
経営者として、一番注意を払いたい本業の信頼度をあらわす金額になります。
営業外収益とは、利息、配当金、仕入れ割引、雑収入など経常利益をさしています。
特別利益とは、固定資産を売却した利益、有価証券の売却益・評価益、為替差益、貸し倒引当金戻入益などです。

■マンションオーナーの収益とは?

家賃収入で得られる収益は、『(賃料+管理費)×戸数×入居率+礼金』が目安になります。
ただし、どんなに良い物件でも常時100%の稼働率というのは難しいことですから、80%程度で見積もるのがオススメです。
・賃料8万円+管理費3,000円
・個数6戸
・入居率80%
・礼金 1ヶ月分(8万円)
この条件で計算した年間見込み収益は、4,86万800円となります。
経費は一般管理費(共用部の光熱費、入居者との通信費など)、ハウスクリーニング代や修繕費費用、減価償却費(物件取得費用含む)、火災保険や固定資産税、入居者募集に仲介業者が入れば、仲介手数料や広告費などがかかります。
所得税は、収益から経費を差し引いた金額からおおよそ10%~20%が差し引かれます。
こうした「収益-経費(固定資産税・所得税含む)」がオーナーの利益になります。

■投資した額に対しての利益を利回りで判断

利益が出る物件なのか判断するときには、投資額対しての利益がどれくらい出るものなのか利回りを目安にすると良いでしょう。
都市部の物件は価格そのものが高額ですから、4~5%程度の利回りが見込めるようであればまずまずと言えます。(新築物件なら2%あれば良し。)
サラリーマン大家を目指すなら、少額で購入できる優良物件をどのように見つけるか、資金調達をどうするかがポイントになってくるでしょう。