不動産投資は余裕資金で行った方がいい理由とは?


【はじめに】
不動産投資を始めようと思っている方は資金をどのように確保しているでしょうか?
一般にそれは余裕資金(余剰資金)から出した方がいいといわれています。余裕資金とは自分が持っている資産の中で生活費や、災害などの非常時・将来に備えて貯金しているお金を引いて残っているお金のことを指します。

【不動産投資で考えられるリスク】

なぜ余裕資金が必要なのでしょうか。それは不動産投資をする中で考えられる2つのリスクに備える必要があるからです。

・空室のリスク
不動産投資は、主に賃貸物件を購入します。
家賃収入のうち、物件を購入するために金融機関からのローン返済をして、それでも手元に残るお金が利益となります。しかし空室の期間が続くとローン返済が赤字になる恐れがあります。このような空室による利益率低下を空室リスクといいます。

・価格変動リスク
物件購入時に想定をしていた売却価格が予想より下落することを価格変動リスクといいます。家賃収入により収益があっても購入時より大幅に価格が下落してしまい、売却時に損をすると投資は成功したとはいえません。

【金融機関は慎重に選ぶ】

サラリーマンなどが不動産投資を始める場合、物件購入の資金は金融機関のアパートローンを主に利用します。
金融機関は全国に支店のあるメガバンクから地域密着型の地方銀行、信用金庫など様々です。
金融機関ごとにアパートローンの貸出金利は異なります。様々な条件、融資の基準など同じ銀行でも支店で異なることがあります。そして投資対象となる不動産の売り主となる不動産会社によっても、優遇金利が使用できるかどうかの取り扱いに差異が生じて、結果的に金利が変わる可能性もあります。
不動産投資は融資金額が大きい投資です。たとえ0.1%の金利差でも利息の支払金額は大きく変わります。
資金計画をするには事前に情報収集をしっかり行い、どの金融機関を選びアパートローンの融資を受けるか決めることは重要なのです。

【アパートローン返済を含めたキャッシュフローの計画を】

金融機関に借りたアパートローンを返済しながら、不動産投資で着実に利益を出すためにキャッシュフローがうまくいく計画を立てていかなくてはなりません。
不動産投資は結果が出るまでおよそ10年はかかるといわれています。そして物件購入のための資金、つまりアパートローンの額も大きいものです。万が一失敗してしまったときの損失は計り知れません。

【まとめ】

これらのことを想定したとしても、全て計画通りにいくとは限りません。想定外の損失などがあったとき、不動産投資を余裕資金で行っていないと自分の生活に影響が出るかもしれません。そのために不動産投資は余裕資金で行う必要があります。もしその資金が今ないのであれば、余裕資金を貯めてから不動産投資を始めることをおすすめします。