不動産投資の元手はいくらあればいいのか?


銀行は「株式」「債券」などの投資のために融資はしませんが、不動産投資に関しては融資が可能なこともあります。他の融資に比べて手堅い印象のある不動産投資ですが、始めるための元手はいくらあればいいのでしょうか?そもそも、元手は何に使うお金なのでしょうか?今回は、不動産投資に必要なお金について見てきましょう。

元手(自己資金)

不動産投資の元手(自己資金)は、ローンとは別に初期費用などを支払うお金だと考えましょう。また、ローンの融資を受ける際に、「頭金」は初期費用には含まれません。したがって 「頭金」と初期費用は別に準備しなければならないのです。

それ以外にも、考えておきたいのが不測の事態に備えてローン返済のためのプール金(現金)です。想定していた利回りを下回ったり、赤字なども考えられます。万が一、病気や怪我で定収入が無くなった場合に、不動産経営だけでは生活できないことがあるかもしれません。そういった事態に備えて、半年から1年ぐらいは収入がなくてもローンの返済ができるように準備しておいたほうがよいでしょう。

頭金と初期費用どれぐらいを準備するか

物件の担保価値や融資を受ける人にもよりますが、だいたい物件の価格から10%~20%を準備すると審査が通りやすくなります。また、初期費用は、新築で4%~7% 中古で10%~20%ほどが一般的です。ゆえに、元手(自己資金)は20%~30%となるわけです。

必要な初期費用

〇「住宅ローンの事務手数料」
〇「住宅ローンの保証料」
〇「不動産仲介手数料」
〇「火災保険料」
〇「登録免許税」
〇「印紙代」
〇「司法書士の報酬」
〇「不動産取得税」

元手(自己資金)のシュミレーション

融資を受ける際、頭金のパーセント・諸費用のパーセント・元手(自己資金)金額がわかれば購入できる物件の価格を算出することができます。

〇「元手(自己資金)金額」 ÷ (頭金% + 諸費用%) = 「物件の価格」

【自己資金300万円 頭金10% 諸費用7% の場合】
300万円 ÷ (10% + 7%) =1764万円  物件購入可能額は「1764万円」となります。

【自己資金300万円 頭金20% 諸費用7% の場合】
300万円 ÷ (20% + 7%) =1111万円  物件購入可能額は「1111万円」となります。

次は、物件の価格から、「元手(自己資金)金額」を出す算式です。

〇「物件の価格」 × (頭金% + 諸費用%) = 「元手(自己資金)金額」

【自己資金600万円 頭金20% 諸費用7% の場合】
600万円 × (20% + 7%) =162万円 「元手(自己資金)金額」は162万円となります。

まとめ

「元手(自己資金)金額」の出し方をおおまかに書いてきました。上記でも書いたようにその他に準備しておきたい、不足の事態に備えるお金に関してはローンの返済額や収入が各々違ってきますので、あえて書いておりませんので自分に必要な金額を検討されてください。