不動産投資を行うには、まず目標を立てるべき


一口に不動産投資といっても、運用のしかたはさまざま。闇雲に手を付けていくと、いつしか出費ばかりがかさむという状況に陥りかねません。そうなってしまわないためにまず重要なことは、あらかじめしっかりとした目標を立てておくことと言えるでしょう。
その辺りについて見ていきましょう。

目標設定の大切さ

不動産投資で収益を得る方法は一つに限定されるわけではありません。短期集中的な稼ぎを狙う手段もあれば、長期的に安定して収益を上げていくための方法もあるのです。
それらの違いを考慮に入れず無計画に着手してしまっては、自分とって真に必要な投資のあり方を見失ってしまいます。

例えば、本来ならば老後への備えとして始めるべきだったのに、短期的な収入を追い求める投資を繰り返していては、結果的に収入・支出のバランスで見ると資産形成には至らず老後の負担軽減に繋がらない、という状況に至るリスクが高まることでしょう。

逆に、短期間でまとまった収益を上げるべき時に、長期型の投資を行ったために必要な金額が集まらない、となっては本末転倒です。このような事態を招いてしまわないためにも、不動産投資を始めるにあたって事前の目標設定は欠かせないものであると言えるでしょう。

キャッシュフローとは

不動産投資の目標の立て方として有効な方法は、一定期間内における収入と支出の合計から求められる利益すなわちキャッシュフローをいくらにするか決めておくことでしょう。

例えば、将来に向けての資産形成という文言だけの目的では実質的な部分があやふやになってしまうので、具体的な金額を目標値として設定することで現実性が増すわけです。
投資の目的に合ったキャッシュフローを目標とすることで、不動産投資として使った出費に対して、例えば年間など一定期間内にいくらの収益があったのか把握できます。

これによって目的達成に繋げられるかといった見通しや、もしくは元が取れそうにないので不動産の運用内容の変更をするなど、状況に応じて的確に対処するための判断材料となるのです。

キャピタルゲインとインカムゲイン

キャッシュフローを達成するための不動産投資のやり方は大きく二通りに分けられます。不動産の売買を行うキャピタルゲインと、保有した不動産を元手に定期的収入を得るインカムゲインです。

キャピタルゲインでは、主に購入した不動産をより高額で売り、差額が利益となることを狙いとします。短期間で多くの収益を稼ぐことが可能ですが、購入額より不動産価格が下がってしまい損益となる場合も少なくないため、リスクが高いといえるでしょう。

インカムゲインは、アパート等の賃貸住宅を購入あるいは建設し、そこからの家賃収入として長期的に定額の収益をあげていくような運用法を指します。扱う物件の内容によって投資額に幅があり、キャピタルゲインと比べてリスクが低いため、不動産投資としては比較的始めやすい方法といえるでしょう。

まとめ

以上のように、不動産投資を始めるにあたってはあらかじめ目標を立てるべきだということ、投資の収支すなわちキャッシュフローを設定することで目標を具体化できること、
不動産投資で収益をあげる方法としては、売買による差益により短期かつ多額の利益を焦点に定めたキャピタルゲインと、賃貸物件などと保有しその賃貸料から長期かつ定額の利益を得るインカムゲインの、二通りに大別できること、について見てきました。

初めて不動産投資をなされる方にとっては不安な面も多々あることでしょう。出来る限りリスクを回避していくためにも、信頼のおける不動産会社など専門家によるサポート体制を築いておくことは重要かと思われます。