不動産投資は、投機と比較して事業として運用する


不動産投資を行う上で、投機と呼ぶ言葉と比較される事があります。その違いとは何でしょうか。今後も不動産投資を続ける場合には、違いを見極め、理解しておく事が必要です。事業として確立する場合、何が必要かご紹介していきましょう。

投機が意味するもの

資産運用をする場合には、投資と投機の違いを理解する事で、不動産投資に対する理解を深める事が出来ます。

「投資」は、不動産などの場合には、お金を使って物件を購入して、家賃収入による利益で収益を増やして行く事にあります。時には、長い年月をかけて運用する場合もあります。

「投機」の場合は、大きな利益を狙う為に、リスクの高さも考慮してお金を活用します。利益格差の変動を予想して大きな収益に変える為に実行する事を投機と言います。この場合は、ギャンブル的な要素を少なからず含んでいます。投資のように堅実に資産運用を行う場合に比べると、投機はハイリスク・ハイリターンな資産運用と言えます。

新幹線や公共事業などといった要素で、確実な値上がりが予想される土地の売買によって大きな利益が期待できるケースはどう考えたらいいのでしょうか。

この例から考えた場合には、値上がりが予想できる根拠がある場合には「投資」と言えますが、可能性や期待値だけで多額のお金を投入する事は、「投機」と言えます。一見して同じ不動産運用として捉えられますが、堅実性のある事業として実行して行く上で違いが分かれる事になります。

不動産投資を堅実にするには事業的な運用が必要

リスクの高さや短期か長期かといった違いだけで、投資と投機を使い分ける事は困難です。不動産投資も会社を経営するように事業として推し進める事なのです。投資も投機もリスクは少なからずある事です。不動産投資を堅実にするには、さまざまな要素に対して適切な運用を継続する為の努力を必要とするのです。

景気と不動産の関係や、需要と供給のバランス、賃貸経営に対する委託管理、資産価値としての物件を持ち続ける理由、修繕費用や老朽化に対するリスク管理などを、常に意識して、会社経営のように、短期的な目標達成や、中長期的な見通しを計画します。

これにより、最初の投資計画にズレやマイナス面がないか確認して、計画的な運用の見直しや修正を行います。場合によっては、売却や買い換えによって、新たな投資計画に移行して行く事も必要です。会社経営も長期的に生き残る事が難しいように、不動産投資も長い年月から捉えれば、流動的に変化するのが当然の成り行きと言えるでしょう。

まとめ

投機のように不確実で運任せに期待する事よりも、会社の経営者のように不動産投資を事業として捉え、常に前向きな姿勢で運用に取り組む事が、堅実性のある事業と言えるのではないでしょうか。賢く運用したいものです。