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2018年4月18日
不動産投資は大きなお金を動かすので不安だと言う方もいらっしゃるかも知れません。「余剰資金ができたら、繰り上げ返済で借り入れ残高を減らしたい」と考えるかたも多いでしょう。
しかし、不動産投資を成功させている方たちは投資してさらに増やすことを考えているのです。資金の運用について考えてみましょう。
一般的な生活では、借入金が多いとカードの審査に落ちたり、融資を受けられなかったり、マイナスに働く事が多いイメージがあります。
しかし、不動産投資の世界では、投資家は事業家としての力量が問われますから、大きな金額を焦げ付かせずに動かしている事が信用に繋がります。
それが、自己資金であっても、融資を受けて借り入れたお金であっても、多額の資金を使って収益を上げられている事が重要なのです。
そう考えると、借入額が1,000万円で、収益が黒字と赤字を行き来しているような投資家よりも、借入額1億円で、必ず黒字を出している投資家のほうが信用される確率が高いという事がおわかりいただけるでしょう。
不動産投資では、会計上と税務上の二本立てでお金の流れをつかむ必要があります。
高額な支出は固定資産扱いになる場合が多く、不動産家屋の購入額は、減価償却費として、耐用年数に応じた期間で分割して経費化されていきます。
一方、ローン返済については、税務上の経費になるのは金利分のみです。
修繕費や管理費などは経費にできますから、もれなく計上することで確定申告での課税対象額を小さくできます。
そこで、不動産投資家は、余剰資金ができたときには、将来の修繕費や空室リスク、金利上昇に備えて「積立」か、設備改修に投下して物件の価値を下げないようにするか、規模拡大のための頭金にするなどの「投資」に使うのです。
わずか2%程度の金利を節約するために繰り上げ返済に回すという事は、2%を上回る運用を諦めていると言う事になります。
自分で運用して4~5%の利益率を出せるなら、運用したほうが利益を上乗せできます。
資金の運用では、支払い額を上回る収入があればプラスの結果を出すことができます。
1,000万円借りても1億借りても、回収できる見通しがあれば融資は通ります。
どこに資金を投下して、回収していくのかが、不動産投資家としての腕の見せ所です。
それには、人の流れ、市場のニーズ、物件購入と管理など、不動産賃貸業のノウハウや情報を得ることが大事です。
業界や投資物件に詳しい専門業者に相談し、実績を積んでいくことが不動産投資家としての実力を磨くことになるでしょう。