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2016年10月12日
分譲賃貸とは、もともと分譲マンションだった物件が、賃貸になったものです。
長く住むことができる財産としての価値を持った物件ですから、借りる側に取っては、より高品質の物件にあたる確率が高く人気があります。
分譲賃貸の特徴と、不動産投資の対象としての実力について考えてみたいと思います。
・持ち主が転勤などで住めなくなり、貸し出している。
・間取りが単身向きで、たまたま賃貸として扱っている。
・分譲物件として建てられたが、空室が埋まらず、賃貸になった。
・投資目的で購入した大家さんが貸し出している。
分譲賃貸とは、こうした理由で賃貸になることが多いですね。
いずれにせよ、はじめから賃貸を想定して建てられたマンションよりも、一生ものの物件としての価値を考えて設計されているので、工法、防音性、建材のグレード、管理体制が良質です。
借りる側に取っては、ハイグレードな物件に賃貸で入れるところが魅力です。
中には受付が常駐しているホテルのような仕様の物件もありますし、付加サービス付きの物件もあります。
購入しての入居となれば、ローンを抱えて転勤の心配をしなければいけませんし、固定資産税もかかってきます。
入居者にとっては魅力的に感じられる材料が揃っています。
都心の高層マンションはここ数年出せば売れるという状況が続いています。
利便性から、住んで良し、貸して良しという物件は人気があり、売れゆきも好調です。
ここで注意したいのは、投資目的で購入するのなら、借り手が途切れない根拠がどこにあるのか、売却で利益がでるのかということです。
“人気がある物件だから”という事だけでは、確実に利益が得られるかわかりません。
買いたい人が多い=人気があると言えますが、分譲賃貸とは、入居希望者がいなければ家賃収入は途絶えます。
利益を生む分譲賃貸を見極めるには、不動産投資家としての目利きが必要になってきます。
物件のある地域に詳しく、人の流れやそこに住みたいと思う人のニーズをつかんでいる必要があります。
また、1億円の投資資金があったとして、高級物件を1つ所有して貸し出すと、空き室による収入状況は、100%か0%。
アパート、マンションに5室に分散すると、1つの空室を出しても80%の収入が見込めます。
また、購入価格がやすくても、そこに住む人が魅力に感じられる付加価値が高利回りを生むこともあります。
どんな物件を選んで活用していくのかは、不動産投資の事情通の業者と組むことがポイントになります。