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【はじめに】
長い間「低金利時代」と言われ、銀行にお金を預けても大して増えない世の中です。それでいて景気が良くなった実感なく、いつリストラされるか、もしくは会社の倒産という不安を日々抱えながら生活を送っている人も少なくないはずです。そして、そんな状況から脱却するために不動産投資に興味を持っている人もいると思います。ですが、闇雲に始めてしまっては意味がありません。そこで今回は不動産投資を始める前に考えるべきことについて話をさせていただきます。

【気持ちはあるけど】

最近の副業ブームに乗っかって不動産投資に興味を持って、勢いのままセミナーに参加したり、専門家に相談をしたりしていませんか。やる気があることは良いことです。ですが、実際には仕事が忙しかったり、家族サービスをしたりだとかでセミナーへの参加や相談をするだけになっていませんか。不動産投資はいろんなところにある売り出し中の物件を見て回ったり、活動計画を考えたり、当然不動産投資の勉強をしなくてはなりません。それを仕事をしながら取り組むには休日を使うほかにありません。決して気持ちだけでどうにかなるものではないということを自覚しておく必要があります。

【本当に必要ですか？】

ではなぜ、気持ちだけになり不動産投資の活動が続かなくなるのでしょうか。それは、おそらく不動産投資の必要性について考えていないからでしょう。どんなに不動産投資に興味を持ち、やる気があったとしても不動産投資をする必要性がなければ続けることは難しいでしょう。
必要性というのは、例えば「今の収入だけだと生活が苦しくなる」、「老後の年金が少ない」などといったものです。要するに不動産投資を行うことで現状よりも生活が良い方向に向かう理由があるかということです。その理由が必要となります。
現状、生活に余裕があるのなら無理して不動産投資に取り組む必要性はありません。不動産投資もビジネスですから、リスクはあります。そのリスクをとってでも取り組む必要があるのか今一度考えてみてください。

【まとめ】

不動産投資をする必要性が見つかったのなら、それが不動産投資をする目的となってきます。ですから、その必要性を考えたときに何も見つからなければ不動産投資をする必要はありません。そうではなく何か見つかったのなら不動産投資を始める価値があると言えるでしょう。そして、その目的を達成するために突き進むことで新たな未来を手に入れることができるかもしれません。