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不動産投資の運用益の求め方に新たな種類のREIT

不動産投資の運用益の求め方に新たな種類のREIT

不動産投資の運用益には、家賃収入のように不動産所得による運用益と、不動産の売却によって運用益を求める2つの方法が一般的です。新たに不動産投資の形としてREIT(リート)と呼ばれる不動産投資信託が出てきました。今回は、それぞれの特徴について紹介しましょう。

不動産投資の運用益を求める方法

不動投資のメインとなっているのは、アパートやマンションに投資して、その家賃収入によって利益を得る事を目的にしています。不動産売買による運用益もその1つに違いはありませんが、不動産売買で利益を出すのは難しくて、情報や将来性をいち早くつかんで誰よりも早く実行に移し早く撤退する事が必要となってきます。

不動産の買い時や売り時の判断は難しくて、株の売買のように不動産の動向に精通していなければ困難だという事になります。これから紹介する「リート」とは、不動産の専門家に投資して、「賃貸料」や「売却料」で運用益を求める不動産投資の先の2つと目的は同じだと言う事ですが、別の投資方法に分類される可能性が大きいです。

リートの運用益

REIT=リートとは、正式には不動産投資信託になっています。正確に分別すると不動産投資とは、別物になってしまいますが、求めている運用益は同じです。

投資専門の投資法人によって投資家の資金を集めて、複数の不動産に投資して「賃貸収入」と「売却利益」の運用益を求めます。いわば、間接的に不動産投資を行っている事なのです。

リートの配当利回り

株式投資の配当利回りに比べても高く、リスク分散を考えながら高利回りが期待できます。2017年11月末の調べでは、平均4%の利回りに対して株式平均の利回りは2%でした。

デメリットも考える

リートは株式と同様に上場廃止のリスクがありますし、投資法人の倒産もあります。金利の変動や物件価格の低下も社会情勢に合わせて当然影響はあります。

不動産投資の運用益のメリット

いくら専門家とは言え、リスクは同じようにあります。直接、自分自身で不動産にたいして運用する方がリートに比べても高利回りが期待できますし、運用益を配当する必要もないので儲けた分がそっくり自分だけのものになる事です。

ローンが組める事は、資金不足でも投資の可能性があるのが魅力です。不動産はローンを返済しても資産価値は残るので、そのまま運用して利益を求める事や売却して新しい投資物件に投資する事も考えられるのです。期待できる利回りとしては、ワンルームタイプの場合でおよそ5%~6%あります。

デメリットも考える

流動性を考えた場合に、必要な資金が欲しくてもすぐに換金ができない事や空室のリスクも考えられます。

まとめ

運用益を求める方法は数多くありますが、初心者でも参入しやすい不動産投資で投資の運用益を貯蓄したり家族の為に使用したりと安全で投資運用の幅が広く、今後も不動産投資は無くならないのです。長期的な資産運用として最も適した投資方法ではないでしょうか。