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2020年1月23日
不動産事業において「投機が目的なのか」「投資が目的なのか」、意味や目的の違いを理解した上で、不動産投資で収益を上げる事についてどう切り替えるべきなのか、考えてみたいと思います。
「投機」の意味を漠然と考える事はあっても、具体的に知っている方は少ないと思います。「投機」は短期的な価格変動を利用して、利益を得る方法になります。不動産投資の場合は、長期的に資産を運営して行く方法なので、明らかに正反対の収益の方法と言えます。
家賃収入で得た収入で、「投資の回収と利益の形成」を長期的に運用して行く事なのです。
一方、「投機」の場合は、短期的な収益の方法なので、どちらかと言うと「資産形成」と言う資金調達の部類に属します。具体的に不動産の場合で例えてみますと、不動産の売買が目的なのが「投機」であり、家賃収入の為のアパートやマンションの賃貸経営を目的としたものが、「投資」と言えます。
どちらも不動産投資に属しますが、不動産売買は時期や資産価値が、情報によって大きく利益の変動に影響してきます。大型の都市開発はどこでも必ず行なわれています。土地の購入は、将来的な予測や確実となる情報を、いかに早く入手できるかなのです。
しかし、「投機」の場合は短期決戦で利益を狙うので、確実とは言えないのです。社会的な情勢や環境の変化によって左右される事もあります。長期的な運用で行う不動産投資の場合は、投資する時点である程度のシミュレーションによって収益の予想が可能ですし、よほどのライバルとなる物件が影響しない限り、安定した収入が見込めるのです。
1.「投機」とは、安く仕入れて高く売ると言う典型的なギャンブル要素が高いです。
2.不動産投資の場合は、長期的に収入を得て安定した利益を期待する方法です。
今からでは手遅れですが、具体的な不動産投機を考えるならば、オリンピックや万博が招致活動を行なっている段階から、物件のねらい目を抑えておくべきだったのです。確実に招致できるかわからずとも、短期的に大きな利益を狙うには、一種のギャンブル的な要素に期待する事の方が大きいのです。
先見の明と言っても、不動産事業に関わっていれば常に首都圏や都市部の物件の動向を気にして少しでも異常な変化が見られた場合には、現地に行って視察を行ない地域の将来性などを検討する事である程度の予測はつきますが、それでも絶対的とは言えないのが「不動産投機」と言えます。
バブルの時代のように土地ころがしで利益を得るチャンスは低いと言えるのです。ましてや、無金利で多くの投資家が不動産投資に参入しているので、土地の売買ではよほどの開発情報がなければ難しいと言えます。億単位で物件を動かす資産家にとっては、%単位で利益を動かすので一般の投資家が投機によるチャレンジは敷居が高いと言えます。
不動産投資では、交通の便や人の動向が激しい都市部のマンションが安定した収益が期待できます。資産価値も変動しにくいので長期投資でも可能であり、5年単位で短期的な売買も可能です。
「投機」と「投資」を兼ね備えた優良物件と言えます。しかし、ねらい目は都市部でも地方でも人の変動が大きい、学生や新社会人の変動が大きい地域で、安い中古アパートがねらい目になる場合があるので、安い投資での長期的な収入は不動産投資の基本的なスタイルなのです。
それぞれの特徴を理解して投資に臨む事が、どれほど確実性を高める事ができるか、ご理解できたでしょうか。不動産投機の場合は、短期的な売買での将来性や情報が価格の変動をもたらすのです。不動産投資では都心部の優良物件は当たり前ですが、地方都市や都市近郊には、ねらい目となる物件があります。まずは、ニーズがどこにあるのかを知る事が重要なのです。