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マンション値上がりの条件とは?

マンション値上がりの条件とは?

不動産投資を検討しているなら、購入物件が価値を維持できるのか、また、できるだけ安く買えるタイミングはあるのかといったところが気になるのではないでしょうか。
マンション価格の動向を先読みするときのポイントをまとめてみましょう。

 

■都内のマンション価格の状況は?

2017年4月に公表された、野村不動産アーバンネットの調査によると、都内の宅地価格、中古マンション価格は、2015年はじめから緩やかに下降しつつ横ばいで水準を維持している結果となっています。
ローン金利の低下、相続税対策での不動産購入など、不動産投資の一般化につながる流れとあいまって、地価、マンションの価格は落ち着いた状況となっています。
(参考)野村不動産アーバンネット
http://www.nomu.com/column/money/vol295.html
2008年のリーマンショックのときには、一気に下落した不動産価格も2010年には回復し、アベノミクスの金融緩和や、東京オリンピックへの期待感である程度の水準が続く空気になっています。
中には、オリンピックの2020年を堺に値崩れするのではないかという声も聞かれますが、本当に需要のある、良質な物件に関しては一定の水準を保ち、中には値上がりするものも出てくるのではないでしょうか。

 

■マンション価格値上がりのカギはニーズ

2017年現在、都内では多くの開発プロジェクトが進行しています。
しかも、23区画エリアでの再開発事業、2027年東京-名古屋リニア開通など次世代の日本を担う、大きなプロジェクトです。
少子高齢化で住宅が余剰になるという不安をよそに、より便利に整備が進んだ東京には、人が集まることが予想されます。
駅や道路の新設で、交通の流れが変わるエリアが必ず出てきますから、そうしたところにあるマンションは、やや値が下がっても持ち直してくるのではないでしょうか。
また、これからは外国人の流入が進むことが予想されます。
中国人富裕層のマンション購入が話題になったことがありましたが、今後は、他の国々のセレブを呼び込む時代になるでしょう。

 

■時代を読む目利きがポイント

脱デフレ、経済を活性化させて税金をしっかり徴収することが国策になっていますから、不動産の価格は安定して推移するのではないでしょうか。
また、不動産投資として収益物件の購入を考えているのなら、立地やニーズを徹底的に研究することが成功のポイントになってきます。
東京オリンピックを堺にマンション価格が崩れるという意見がありますが、手堅いニーズがある物件で収益を上げる人も出てくるでしょう。
中古マンションをニーズにわせてリノベーションすることで、価値を高めて成功するケースもありますから、常に情報に目を光らせて、時代を読む目利き力を磨いておきたいところです。