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2021年12月21日
現在、投資用不動産建設の着工が減少傾向にあるのは、国内にとどまらず世界的な傾向にある事は事実です。しかしながら東京だけは例外的に増えており、今では世界トップの位置にあるようです。今後、投資対象の不動産の動きがどうなるかが気になるところではないでしょうか。今回は不動産投資の今後について見てまいりましょう。
投資の対象として、不動産は安定した投資と言われてきました。株や仮想通貨などよりも運用益は大きくはないようですが、安定した利益を見込めるという点においては、不動産への投資は他の投資よりも魅力ある物と言えるのではないでしょうか。
新型コロナなどの影響で、全国的に見ても地価の下落は顕著です。また建設数の着工件数も減少しマンションなどの契約率も下がってきているようですが、大局的な目で見ればそれでもやはり、他の投資などに比べて、不動産投資は安定している事には変わりないようです。
そこで、不動産投資の動向を見定めるためには、市場の分析がこれまで以上に必須と言えるのではないでしょうか。安定しているとはいえ、この投資の最大の弱点でもある初期投資額が大きいという事を考えますと、世間の動きやタイミングなどを読む事は重要です。
この市場分析に欠かせない項目として、賃貸物件の需要の動向は特に重要です。その為、投資に適している収益の良い物件を探すためにも、対象となる物件の魅力はとても重要です。賃貸物件の魅力は、単身向けや家族が対象のものでは少し変わってきます。
これは、対象物件の所在地などでも変わってきます。その不動産がどの様なエリアにあるのか、またその物件の間取りなどでも、対象は左右されてきます。その地域の現在や未来において人口の増減傾向も、また投資対象として影響されるものではないでしょうか。
こういったいくつもの要因において、不動産投資の動向は変化してきます。これ以外にも不動産の価格は、その時代の経済活動の情勢にもより少なからず影響を受けるものです。経済活動が好調な時には価格は上がり、不調な時には必然的に下がるものです。
これは、何も不動産投資にのみ起こる現象ではなく、投資一般にいえる事です。投資というからには少なからずリスクが伴うものです。その中においても、リスク回避に優れている投資として不動産投資は適したものと言えるのではないでしょうか。
このような事から見て、不動産投資は市場の情勢に左右される部分は大きいものの、それでもやはり数ある投資の中では安定した投資と呼ばれるには、それなりの理由が存在します。それは他の投資と違い、不動産投資は有形の不動産が存在するという事です。
大きな災害や、予期せぬ事故などがない限り不動産が消滅する事はございません。つまり資産価値が減少する事はあってもなくなってしまう事はないという事です。この一点を見ても他の投資との違いが見えてくるのではないでしょうか。
投資を考えるとき、ハイリターン・ハイリスクなものを選ぶか、安定した収益を求めるかにより、どの様な投資を選ぶかは投資家の考え方次第ですので、正解と呼ばれる投資はございません。しかし、やはり安定を求めるのであれば、不動産投資はその動向をしっかり把握して行なえば決して無謀な投資とは言えません。少しでもリスクの少ないより安定した投資先として、不動産投資を検討してみては如何でしょうか。