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【はじめに】
みなさんは賃貸物件を探すときバス・トイレ別の物件がよいでしょうか？
それともユニットバスがよいでしょうか？
これは人それぞれの好みや重視する点の違いで変わってくると思います。ではそれぞれのメリット・デメリットはいったい何なのでしょうか？
今回はバス・トイレ別とユニットバスのメリット・デメリットを一緒に見ていきたいと思います。

【バス・トイレ別の物件】

バス・トイレ別の物件のメリットとしては、やはり一人がお風呂に入っている間にもう一人の人がトイレを使える点でしょう。必然的に複数人がいる家庭が向いている物件といえます。トイレの臭いなど衛生面でも気にすることがなくなります。またトイレが個室になっているので、そこが独りになれる空間となります。それが長所と考える人も多くいるようで、人によってはトイレに自分だけのお気に入り空間をアレンジしている人もいるようです。
デメリットとしては、空間を広く使ってしまうことです。人気も高い条件なので必然的に家賃も高くなりがちです。また掃除の手間も風呂場・トイレと別々になってしまうので億劫になってしまう人もいるようです。

【ユニットバスの物件】

ユニットバスのメリットは上記の場合とは逆に部屋が広くとれることです。そうすることで他の空間を有効に生かせますし、余分な空間を割きたくない人には好まれる傾向にあります。
他には、掃除の面。ユニットバスはその構造上、シャワーが近くにありますので浴槽の掃除のついでに、床や便器の掃除も大変ラクです。
また部屋を造成する際のメリットとして、施工時間の短縮化があります。従来風呂場はタイルを一枚一枚貼って作っていました。しかしユニットバスは、工場であらかじめ天井や床などの部品を作っておいて、現場で組み立てるので短時間での施工が可能になったのです。
次にデメリット。
やはり浴槽にお湯を張れないことでしょう。人によってはシャワーだけでは満足できないので、これは致命的な欠点です。さらにシャワーの横でトイレを使うので、お風呂に入った後のトイレ使用では風呂場の湿気を感じてしまいます。トイレットペーパーが水に濡れてしまう可能性が常にあることもデメリットですね。

【まとめ】

いかがだったでしょうか？今回はバス・トイレ別とユニットバスのメリット・デメリットを見てきました。「いつもお風呂はシャワーで済ましているし、全然気にならない」という方にはそれほど重要なファクターではないようですが、そうでない方にとっては多少家賃が高くなったり掃除の手間があったりしても絶対条件となりえます。
賃貸集合住宅を建てる地域性をかんがみて、「どういった人に貸すのか？」を頭に入れてどちらにするか検討するといいでしょう。