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2017年12月14日
不動産投資に参入するなら、不動産賃貸で使われる言葉についても知っておきたいですね。保証金、保証会社費用、敷金、など、賃貸契約をするときにオーナーに預けて、待機のときには返却されるというイメージを持っているのではないでしょうか。保証金とは、どんなお金の事なのか紹介しましょう。
一般的なお部屋の賃貸契約では、敷金として家賃の1〜2ヶ月分を支払うことがあります。
敷金は、退去の時に施設の原状回復の負担額を差し引いて、入居者に返却され、オーナーにとっては預かり金です。
会計上も収入とはせずに、預かり金として処理します。
保証金も言葉は違うものの、同じように担保としての意味合いがあり、返却されますが、償却として断りがある場合にはその分を差し引いて返却します。
もともと、ビル賃貸業では、建設協力金を申し受ける習慣があり、家賃の24ヶ月分を授受していた時代がありました。
保証金の場合には、明け渡しの時にすぐに全額返却されるものではなく、法的な性質が異なります。
・敷金:債務保証担保
・保証金:金銭消費貸借
保証金は、担保ではありませんから、明け渡しと同時に返却されるべきものではなく、契約の仕方によって、◯年で返却と言うケースもあったと言うことです。
マンションなどの賃貸契約では、敷金から原状回復費用を見込んで差し引いて退去のとき精算するのが一般的です。
保証金と表現する場合でも、建設協力費の意味合いでお金をもらっていたビルと違って
初めから数ヶ月分以上もの金額に設定することもありません。
そこに「償却1ヶ月」などと表現されている場合には、初めから家賃1ヶ月分は返さないということです。
しかし、最近では、初期費用を引き下げて、空室対策にいかすオーナーも多く、敷金、礼金、保証金を取らないケースもでてきています。
退去の時に破損があれば実費を請求する対応を取ります。
賃貸契約の保証人についても、保証会社に保証料を払っていざという時には、保証会社が対応します。
入居希望者は初期費用を抑えて入居できます。
不動産投資では、空室を作らないようにすることが収益を減らさないポイントになります。
また、物件のメンテナンスをしっかり行うことで、物件の価値を下げない管理をしていくことも大事です。
入居者管理、物件管理はもちろん、トラブルを回避しやすい契約をして、計画通り収益を上げられるように、パートナーとして、優秀な管理会社を選びたいですね。