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不動産【投資】の第一歩~買付証明書

不動産【投資】の第一歩~買付証明書

不動産投資は、『収益物件の購入⇒管理⇒家賃収益』が根幹となる投資ですから、収益物件を購入しなければ始まりません。どんな流れで、物件オーナーの道が開かれるのか紹介しましょう。

 

■不動産投資で収益ゲットの道のり

① スタイルを決める
・自己資金、めざす資産形成のボリュームを決める
・どんなスタイルで不動産経営するのか決める

② 購入準備
・条件にあう物件をリサーチ
・損益計算書をチェック、購入物件を絞り込む
・買付証明書をかわす
・条件交渉

③ 物件購入
・重要事項説明
・売買契約
・手付金実行
・物件ひきわたし

④ 運営開始
・運営スタート、入居開始で家賃収益
どんな物件を手に入れられるかと、その物件をどう生かすかに収益が左右されます。
肝になるのが、買付証明書をかわす部分です。
契約書と違って、買い手、売り手の双方がそれぞれの都合で平等に、契約を撤回できる段階です。
口約束以上、契約書未満の状態と言えます。
このため、より良い条件を出す買い手が現われたら、「こんな②番手さんの話がありますがいかがですか?」と連絡が来て、取られてしまうこともあります。
売り手は、「より高値、より早い決済、手間が掛からない」契約を望んでいるのです。

 

■物件購入と買付証明書

拘束力が低いのなら、気になる物件はできるだけ押さえて置いて、ダメなら仕方ない…という考え方はどうなのでしょう?
買付証明書を交わしたものの、契約に至らないことを繰り返しては、信用低下を招きます。
収益物件を購入実績があり、不動産業者に迷惑をかけない投資家は、信用が高まっていきますが、“いつも口だけ”で契約にならないのなら、手間をかけた分、業者にとっては損失になってしまいます。
良い条件で取引するなら、確実性のある取引に対して、できるだけ早く買付証明書を交わして、一気に畳み掛けることです。
もし、契約書をかわす前に、現金一括で買いたいという競合相手が現われたら、購入できなくなってしまうからです。

 

■資金準備まで相談できる不動産業者が◎

不動産投資では、資金が潤沢なら最高の条件で物件を手に入れることができます。
しかし、不動産投資をこれからスタートさせたい方は、融資を活用してレバレッジをかける方法から始める場合が多いと思われます。
融資の審査が通らず、融資がタイミングよくおりない場合には、希望する物件を手に入れるのが難しいでしょう。
不動産投資用の物件を多く扱い、融資や管理のことにも詳しい業者に相談するのが、成功の近道となります。