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不動産投資は、優良物件を信頼できる管理会社に任せることで、収益が上がるシステムが完成します。キャッシュフローを含む事業計画がしっかりしていれば、物件がお金を稼いでくれる状態になります。不動産投資を成功させる物件の選び方についてお話しましょう。

■投資物件選びに投資マインドを働かせる

投資のための物件を選ぶということは、投資のマインドを働かせたほうが成功するケースがあります。
投資は、市場の価値が多様であることに目をつけ、ニーズが生まれる物をそれぞれの投資家が先読みすることで成立しています。
投資用不動産の物件を選ぶときにも、手堅いのは、都心のワンルームマンションだと言われていますが、あまりにも多くの投資家が参入して、ニーズに対して飽和状態になったとします。
この場合、競合相手が多いのですから、築年数が経っている、駅から遠い、設備スペックがやや落ちる…など条件が悪い場合には、空室リスクを背負うことになるでしょう。
一般的に見て良い条件、築浅、駅近がそろっていても、競合相手が多ければ、差別化をはかる努力をしなければ入居者を得ることができず、値下げしなければならなくなってしまうかもしれません。
差別化、先読みでニーズを掘り起こすような物件選びをすることがポイントになります。

■思い切った逆張りで成功するケースもある

都心のワンルームマンションに人気が集中する中、やや地味な印象のある台東区や葛飾区などの一軒家を改装して外国人向けシェアハウスやゲストハウス、民泊施設として成功させたオーナがいます。
それまでは、築年数が古いことや、和室やふすまと言った作りにネガティブなイメージを抱くことが多かったのですが、むしろ、そうした物件を安く買い取り、日本らしさとして魅力を発信することで成功させたのです。
これからも、うんと安く泊まりたい外国人に向けたニーズは伸びてくるでしょう。
特に、『民泊は年間180日まで』という規制が実現されれば、旅館業法にかからない“マンスリータイプの賃貸”の立ち位置で提供できる施設というのも注目されるでしょう。
一方、高級マンションが『サービスマンション』として、ホテルより安く、マンスリーマンションより充実したサービスと言った、利用ニーズを掘り起こすかもしれません。

■不動産投資に強い業者に相談しよう

市場をしっかり調査し、人の流れや、交通機関や大型の施設のオープンなど、環境を調べ尽くした上で不動産投資を吟味できるのは、一握りのプロだけです。
もし、投資マインドを生かした物件選びをしたいと考えているのなら、不動産投資物件選びと、物件管理に強い業者に問い合わせすることからスタートすると良いでしょう。