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2017年5月29日
東京エリアでは、オリンピックの影響、国策のデフレ脱却などが重なり、不動産価格は上昇傾向が続き2017年5月の時点で高止まりとなっています。
今後の不動産価格の推移はどうなるのか考えてみましょう。
一部では、不動産投資が一般化し、住宅供給がニーズを上回って空室が高くなっているというニュースが報じられています。
(株)タスが公表している空室インデックス(募集戸数÷募集している建物の総戸数)の2016年から2017年にかけてのポイントは、神奈川、埼玉、千葉で増加しています。
この数字を見ると、郊外での空室が高止まりになっている印象ですが、東京については、2015年から現象傾向に転じていて、供給がニーズを上回っているとは言えません。
(参考)日経BIZ GATE
http://bizgate.nikkei.co.jp/article/133155813_2.html
むしろ、東京オリンピックに向けて注目が集まり、国内外からのニーズが幅広く見込まれる状態が続いています。
つい4月20日に『銀座シックス』が開業して話題を集めていますが、東京は再開発事業が進められている最中です。
防災や交通アクセス、都市としての機能性向上が盛り込まれた次世代に向けてのプロジェクトが目白押しとなっており、他の都市で懸念されるような水準の空室率増加リスクは低いのでは無いでしょうか。
◎東京駅周辺(常盤橋街区再開発プロジェクト 他多数)
◎日本橋エリア(高島屋建替えなど)
◎品川~田町間の新駅設置(2020年開業予定)
◎銀座エリア再開発(松坂屋建替・数寄屋橋)
◎日比谷駅前再開発(新日比谷プロジェクト)
◎虎ノ門周辺(ホテルオークラ本館建替 虎ノ門パストラル跡地ほか)
◎渋谷駅周辺部再開発
◎築地市場移転による豊洲新市場
◎赤坂見附 東京ガーデンテラス紀尾井町(グランドプリンスホテル跡地)
◎新宿駅のバスターミナルおよび東西通路整備
(参考)all about 「マンション購入は、2020年まで待て説」は正しいか?
https://allabout.co.jp/gm/gc/460021/2/
東京オリンピックまでが特需の期限だという見方もありますが、日本の中心都市として都市機能を整え、世界的な視野で通用する環境を整えつつある東京は、ある程度の水準を維持していくとも予想されます。
また、デフレからの脱却という国政の方向性から考えても、外国人富裕層の呼び込みなど、東京の不動産価値の極端な値下がりを起こさせない方策が期待されます。
投資目的の所有者が、オリンピックで投げ売りに転じるとの見方がある一方、そうした安く買える時期を逃さず、収益物件として上手く運用するチャンスとして活用する投資家もあらわれるのではないでしょうか。