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2020年11月16日
不動産で利益を出すものには、主にインカムゲイン(賃貸収入)、キャピタルゲイン(売却益)の2つがあります。また、キャッシュフローにも気をつけたいところです。不動産投資のメリットとあわせ、ご紹介していきます。
インカムゲインとは、株式や債券などの資産を保有で得る収益のことです。例えば、債券では利子、株式では配当金、不動産では賃貸することにより得る賃貸収入がインカムゲインに当たり、それら資産を保有し続けて継続的な収入を期待することができます。
不動産経営の初心者の方は、安定した収益を見込める物件から始めてみてはいかがでしょうか。しかし気をつけていただきたいことは、賃貸収入がそのまま純利益とはならない、という点です。物件の維持や管理費などを差し引いた後の利益が、正確なインカムゲインとなることに注意しましょう。
インカムゲインで利益を出すには利回りについても知っておきましょう。利回りの考え方は銀行預金などと変わりませんが、不動産には2種類がある点に注意が必要です。
1つは表面利回りと言いますが、賃貸収入を物件の購入価格で割ったものです。こちらは物件を販売する際、不動産会社が用いる指標です。
もう1つが、実質利回りと言うものです。賃貸収入から維持費用を差し引き、また物件の購入価格から購入にかかる諸経費を差し引いた後のものを言います。つまり、実質利回りこそが実際のお金の流れを示したものと言えます。
キャピタルゲインとは、株・債券など、保有する資産を売却して得られる売買差益のことです。例えば、株価300万円で購入した株式が、450万円になったときに売却した場合、差額150万円(手数料・税金を除く)がキャピタルゲインになります。不動産では土地や所有物件の売却益が該当します。キャピタルゲインで確実に利益を出すには、市況を見極める洞察力や経験が必要です。
不動産利益が確定する最終的なものは、不動産を売却するときです。所有しているときに得た賃貸収入と物件の売却益が不動産収益となるためです。空室を生まないよう努力し、安定した賃貸収入を得る、購入時より高い価格で物件を売り抜けるなど、それぞれをクリアすることが不動産の利益を最大にするポイントだといえます。
不動産投資の利点は、ミドルリスク・ミドルリターンであることです。株式投資では、一瞬にして300万円が450万円になることはよくあることです。しかし逆に、一瞬にして300万円が100万円になることもまた起こり得ます。
株式投資で利益を出すには、1日に何度も株価をチェックする必要がありますし、景気動向などを小まめにチェックしなければなりません。また、預貯金や国債は、ほとんど元本割れすることはないと言えますが、利益に関しても薄いと言えます。
副業などとして投資している方には、ミドルリスク・ミドルリターンの不動産投資が多いようです。賃貸マンションでは、入居者が見つかれば、大抵は長期の借り手がつき、安定した収入が見込まれます。
また、不動産価格は景気によって上げ下げしますが、株価ほど短期間に乱高下することはありません。
インカムゲインとキャピタルゲインをバランスよく収益化することで利益を上げることができます。その際、実質利回りを意識することが必要だということもお伝えしてきました。ミドルリスク・ミドルリターンである不動産投資は投資のなかでも魅力なものの一つです。