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不動産投資で言う原資とは、どのような役割なのか

不動産投資で言う原資とは、どのような役割なのか

不動産投資には、元手となる資金と物件を購入する為の方法が必要となってきます。勿論、お金に余裕があるのであれば現金で即決払いが良いように思えますが、投資の観点から考えた場合には、少ない資本金で利益を回収する方法が理にかなっているのです。不動産投資で言う原資とは、どのような役割なのか紹介します。

原資とは、不動産投資とは、

1.原資とは
投資事業においては、事業の元となる資金の事を「原資」と言います。わかりやすく説明すると、不動産を購入する為の頭金や運転資金として用意した「資本金」や「自己資金」の事を言います。頭金だけでも間違いないでしょう。

2.不動産投資とは
投資用の物件を購入してその家賃収入によって、投資金額を回収する事や場合によっては、不動産の売却によって利益を上げる場合もあるのです。

レバレッジによる投資方法

レバレッジとは、少ない投資で大きな投資の回収をする事を言います。不動産投資の例で言いますと、全額の現金投資よりも少ない投資金額で、融資による投資方法が「レバレッジ=融資」という事になります。

融資は金融機関によるローンなので、不動産投資は金融ローンを最大限に活用する事なのです。つまり、レバレッジによる投資方法とは金融ローンが確定する事で、半分以上は目的を達成した事になります。後の課題は、その投資対象が投資の回収に値する物件かどうかによって、レバレッジの成功が決まってきます。

金融ローンは効果的に活用しよう

不動産の金融ローンの場合は、長期に渡るローンの返済が組まれる場合が多いです。これを最短で返済するよりも、レバレッジによる投資方法では、さらに投資物件を増やす事の方が優先されます。つまり、1件の投資を残しておきつつ原資が確保出来れば、次の投資に進む事が大事だと言われています。

家賃収入を原資と考える

家賃収入による不動産投資では、家賃収入が定期的に入ってきますので、この時点で家賃収入は「原資」とする場合には、いろいろな必要経費やローンの返済を差し引いた残りが、「自己資金」の元手となるので原資に該当します。このように、自己資金の余裕が出来る事によって、次の投資物件の為の「原資」となりえるのです。

原資は少ない方が良い

投資の観点からすると、頭金のように原資にお金をかけても収益が少なければ、投資の意味がなくなってしまいます。しかし、長期の金融ローンが可能であれば、少ない原資で手元に余裕のある資金を残す可能性があるのです。

例えば、大がかりな修繕費用の場合や通常の必要経費に充てるので、運転資金となるランニングコストが必要です。そのランニングコストを差し引いて、残った資金が次の投資に向けた原資となります。

手元に現金が残る様な投資の方法には、頭金は少ない方が望ましいと言えます。手元に資金を残す考え方は、頭金を少なくして長期ローンを組む事が出来れば、月々の返済が無理なく出来るので、手元に残せる現金があれば、起こりえるリスクに備える観点からも有利と考えます。

まとめ

不動産投資で言う原資には、物件を購入する頭金の場合に言いますが、あるいはランニングコストを指す場合もあります。投資後の家賃収入も資本金となる場合には、原資に該当します。いわば、投資に備えた自己資金の事になります。原資の使い道はそれぞれ異なりますが、効果的に利用するには自己資金とローンの回収の金額を考慮する事が重要です。