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不動産投資における「収益」と「売上高」の違いは何?

不動産投資における「収益」と「売上高」の違いは何?

【はじめに】
今までサラリーマンで会社一筋だった方でも、将来の備えとして副業を考えているケースも多いのではないでしょうか。数ある副業の中でもリスクが少ないといわれている不動産投資に挑戦してみようとしている人もいると思います。

しかし、その前に投資の話のときによく聞く「収益」や「売上高」などの言葉の意味、ちゃんと理解していますか。
そこで今回はその中の「収益」にスポットを当てて話をしていきます。

【収益は3つある】

収益は主に次の3つで構成されています。
それは「営業収益」、「営業外収益」、「特別収益」です。
では、それぞれについてみてみましょう。

・営業収益
本業で得た収益のことを指します。
売上高との区別は難しく、同じ意味で使われてたりします。しかし、流通業などでは分けて使われています。その場合、会社の本業で得た営業収益の中に売上高が含まれ、製品や商品などの有形のものを販売した収益が売上高になります。それ以外の無形であるサービスなどはその他営業収益に分類されます。

・営業外収益
本業以外から得られる毎年発生する収益です。
銀行預金から生じる利息が営業外収益にあたります。また、会社の経営を補うために株式投資を行って配当金を受け取っているならそれも営業外収益になります。

・特別収益
特別収益は臨時で巨額な収益を指します。
例えば、会社の営業車を買い替える際に、古い営業車を売却して得た収益が特別収益にあたります。
これらは日常発生する収益ではありません。

【収益と売上高の違い】

では、日常の会話で同じような意味合いで使われている「収益」と「売上高」の違いは何なのでしょうか。
上の文章を読んでいてお気づきの人もいると思いますが、売上高は収益の一部になります。
収益は先に述べた収益3つ全てを指した収入全体のことをいいます。よって、本業で得た収益である売上高は収益の一部ということが分かるでしょう。
だだし、日常では同義で使われていることがほとんどで使い分けている人は経理などの会計にかかわる人に限られているでしょう。

【収益と利益の違い】

次によく収益と混同して使われている言葉として「利益」がありますよね。その違いは分かりますか。
収益は入ってくる収入全てになりますが、利益は収益から費用を差し引いたものになります。
不動産投資でいうなら家賃収入が収益にあたりますが、利益はそこから税金や管理費用、修繕費などを差し引いて残った分になります。

【まとめ】

このように「収益」、「売上高」、「利益」は複雑に絡み合っています。どれか一つに注目したらいいというわけではありません。全体のバランスが大事になってきます。
不動産投資などの副業を始めようとしてるなら、この3つのバランスについてよく考えてから取り組むといいでしょう。