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不動産投資におけるバランスシートの役割

不動産投資におけるバランスシートの役割

不動産投資を行う際はお金の流れを常に気にしなければなりません。お金の流れを把握するために、「バランスシート」と呼ばれるものが存在します。今回は不動産投資とバランスシートの概要をはじめ、両者の関係性について解説します。

不動産投資とは

不動産投資は投資の中でもミドルリスク・ミドルリターンとされており、他の投資よりは安定しているとされています。そのため老後の年金対策として行う方が多く、20代から始めている方も増えています。利益を得る方法にはインカムゲインと呼ばれるものがあります。

インカムゲインとは簡単に言うと「家賃収入」を得て、利益とする方法のことを指します。コツコツと稼ぐスタイルの投資方法であり、景気が変動しても受ける影響が少ないことが特徴です。ローンの返済額や経費の金額を家賃収入から引いた額で利益を計算することができます。

バランスシートとは

バランスシートとは財務諸表と呼ばれるものの一つとなります。財務諸表とは一般的には「決算書」と呼ばれており、企業が資産状況や収支などを開示するために使用されています。バランスシートは財務諸表の中でも、企業の純資産・負債・資産の内訳を示すための表を指します。

バランスシートをひとめ見るだけで企業がどのようにして資金を調達し、それがどのようにして使用されているかなどの財政状況がわかります。また、バランスシートは別名「貸借対照表」とも呼ばれており、言葉通り「貸し」と「借り」を対照的にまとめた表となります。

不動産投資とバランスシートの関係

不動産投資とバランスシートについて解説しましたので、ここからは両者がどのようにして相互作用するかを解説します。不動産投資とバランスシートは関係がないと思っている方もいますが、これは大きな間違いとなります。

不動産投資は投資者が不動産を経営するため、不動産投資の本質は「不動産経営」となります。そのため経営するにあたってお金の流れを記すバランスシートは、不動産投資においても非常に重要な役割を持ちます。重要となるポイントは大きく2つあります。

◯自己資本の割合
不動産投資は自己の資本金と金融機関からの借入で行い、不動産を運営していくことで利益を得るのが基本となります。バランスシートはお金の流れを可視化するのに優れており、どのように自己資本金が増減しているかを把握することができます。

そのためバランスシートを見るだけでどのように、不動産を運営していけば良いのかを検討する材料となります。

◯利益の積み上げ
利益の積み上げを把握することもバランスシートで行うことができます。不動産投資は借入金の返済・減価償却など、負債となる部分と利益の差額が純資産となります。これらの利益を計画通りに積み上げる事で、次の投資に移行することができます。

しかし、利益が少なくなると負債の比重が大きくなってしまい、債務超過になる可能性があります。バランスシートをしっかりと確認することで、不動産投資をどのようにして行っていくかを把握することができます。

まとめ

不動産投資とは言えど本質は不動産の経営となります。バランスシートをしっかりと用いることでお金の流れを把握することができ、どのような計画で不動産を運営していくかの指標となります。不動産投資においてバランスシートは必要不可欠であり、しっかりと理解することが非常に重要となります。