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不動産投資とは、アパートやマンションなどの不動産を購入し貸したり売却したりすることによって、利益を上げる投資のことを言います。不動産投資の基礎知識として覚えておくべきことを見ていきましょう。

｢利益を上げる2つの方法｣

不動産投資で利益を上げる2つの方法は、｢インカムゲイン｣と｢キャピタルゲイン｣と呼ばれるものです。

〇｢インカムゲイン｣とは、購入したアパートやマンション、ビルなどを他の人に貸して毎月の賃料を収入として得るというものです。

〇｢キャピタルゲイン｣とは、不動産を売却して利益を得る方法です。不動産を購入した価格と売却するときの価格の差額で利益を上げようというものです。

現在では、不動産投資をする際｢キャピタルゲイン｣では、ほとんど利益がなくほぼ｢インカムゲイン｣で、利益をあげるほうが多いといえるでしょう。ただし、賃料の下落や空室などによる収入が見込めない場合や、自然災害による建物の倒壊などのリスクもともなっていることも考えておかなければなりません。

｢不動産投資の種類｣

【中古の戸建て】
〇メリット・・・ファミリー層の賃貸需要があることと　一軒家であるため共有部分の管理コストがないことです。

〇デメリット・・・単数のため空室のリスクが高くなること。そして、中古のため修繕費がかかることローンが組みにくいということです。

【アパート1棟 (新築・中古)】
〇メリット・・・複数の部屋の家賃収入があるため長期的に安定性が高いことです。1棟マンションに比べると投資額が低く、土地という資産を持てます。新築場合、長期のローンが組める可能性があります。

〇デメリット・・・空室や家賃の下落などのリスクがあります。中古物件は、維持費がか　かります。中古物件はローンが組みにくく、新築の物件が市場に少ないなどのデメリットがあります。

【区分マンション (新築・中古)】
〇メリット・・・建物管理、入居者管理を委託すれば手間がほぼかかりません。ローンが組めた場合に少額で投資が可能です。新築の場合、長期ローンが組める可能性があります。

〇デメリット・・・単数居住のため空室リスクが高いです。入居中のオーナーチェンジの場合、内覧ができないため物件の見極めが難しいです。融資での買い増しには限界があります。

【1棟マンション (新築・中古)】
〇メリット・・・複数の部屋の家賃収入があるため、長期的に安定性が高いです。土地という資産を持てます。新築場合、長期のローンが組める可能性があります。

〇デメリット・・・空室や家賃の下落などのリスクがあります。中古物件は、建物の維持　費がかかります。建物の設備修理が高額になる場合もあり、新築の場合、完成までに時間がかかります。

まとめ

不動産投資を成功させるためには、優良な投資物件を見つけることと、信頼できる不動産会社を探すことが必要不可欠といえるでしょう。