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良い物件を所有して、物件がお金を稼いでくれるシステムが構築できれば、資産形成も期待できそうですね。不動産投資を成功させるためには、どんなポイントを押さえれば良いのでしょう？不動産投資の極意について紹介しましょう。

■資金力にあった物件選び

不動産投資を始めるときに、都心の新築は資産価値が高いだろうと考える方は多いものです。
もちろん、駅近、人の流れがある、建物そのもののスペックが高いといった条件が揃っていれば、価格の下落が避けられ、“買いだ！”と思えます。
しかし、こうした物件は購入資金が潤沢でなければ、ローンの支払いが大きくなってしまいます。
都心にはこれから需要の掘り起こしが期待できる中古物件が眠っています。
アッパー層ではない入居者をターゲットにするなら、低予算の投資額でも、チャンスがあります。
魅力的に見せる活用の仕方、アイデアで勝負できれば、初期投資が少なくても、収支を大きく黒字にできます。
不動産投資で成功するには、『参入する人は少ないけれど確実にニーズがある』物件を押さえるか、『みんなが欲しがる需要の高い』物件を押さえるかです。
資金力に見合った戦略で物件選びをしましょう。

■信頼できる管理会社選び

自分で管理をすべてできる方もいますが、賃貸物件の管理は、建築関係の知識と技術がなければ難しい面があります。
また、副業として行う場合には、入居者募集や入居者のトラブル対応などの時間が確保できるか厳しいでしょう。
信頼できる管理会社を選んで任せることができれば、入居者対応も含めて、建物の価値を落とさない管理をしてくれるので、長く安定した収益を上げることができます。
開発・建築・運用・売却と言った一連のサイクルを見通して管理する、プロパティマネジメントに強い業者なら、投資物件を扱うのに向いています。
ビルメンテナンスにとどまらず、資産活用の視点で行う管理を提案してくれるのではないでしょうか。

■キャッシュと税務を押さえた事業計画

不動産投資では、物件購入金額を、耐用年数に応じた減価償却として計上していきます。
このため、ローン返済額よりも減価償却額が大きい時には、手元にキャッシュが残りやすく、ローン返済額が大きく、減価償却が少ないと手元にキャッシュが残らず、税金の支払いに苦労する事になります。
融資と、減価償却を計算にいれ、空室が多少あってもローンや税金の支払いに困る事が無い様に考えられた事業計画を立てる事が大事です。
不動産投資用の物件を選ぶ時に、資金に見合った戦略、融資付、信用が得られる事業計画まで相談できるプロを味方に付けたいですね。