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不動産投資の赤字は雑所得と損益通算しよう

不動産投資の赤字は雑所得と損益通算しよう

不動産投資に限った事ではありませんが、投資をしていると時には損をする事もあります。そんな時、皆さんはどうしていますか?そのまま確定申告をしても良いのですが、一工夫する事で大きな節税効果を得られます。

不動産投資とは

不動産投資とは、一般的に、賃貸用不動産を購入してそれを賃貸し、家賃収入を得る事、または購入した不動産を高値で売却して差益を得る事を言います。家賃収入をインカムゲイン、売買益をキャピタルゲインと言う言い方をする場合もあります。

日本では不動産の価値は経年と共に下がるのが普通なので、キャピタルゲイン目的の投資はかなり難しいとされています。従って、今の日本で不動産投資と言えば、ほとんどの場合インカムゲイン目的の賃貸用不動産の運用という事になります。

賃貸用不動産を所有するという事は、平たく言えば”大家さんになる”という事です。賃貸用不動産には、マンションの一戸に投資するワンルームマンション投資と、アパートやマンションを丸ごと一棟運用する一棟買い投資の二つがあります。(そのほか、一戸建て住宅を賃貸する例もありますがここでは割愛します。)

ワンルームマンション投資は自己資金が少なくとも始められる手軽さがありますが、ある程度資金に余裕があるのでしたら、一棟買い投資をした方がメリットは大きくなります。

一棟買い投資のメリットとして挙げられるのは次の様な事です。

〇利回りが良い。
〇家賃収入が大きい。
〇リノベーションの自由度が高い。
〇資産価値が高い。

等が、挙げられます。その一方、初期費用が高く、万が一空き室が多く発生してしまった際のリスクは、ワンルームマンション投資よりも大きいと言えます。

損益通算という手段がある

不動産投資で損をしてしまった、赤字になってしまったという場合でも、節税に活かせる場合があります。それは、”損益通算”(そんえきつうさん)と呼ばれるものをした場合です。

損益通算とは、一定期間内で生じた利益と損失を相殺する事を言います。不動産投資で利益が上がった場合はもちろんそれに越した事は無いのですが、万が一損をしてしまった場合、損益通算をする事でその損失分、納める税金を減らす事ができます。

更に、一年の間で相殺しきれないほどの損失を出している場合は、最長3年間迄、損失を繰り越して税金を控除してもらう事ができるのです。損益通算の仕組みを理解して是非とも活用しましょう。

税法上の所得区分は全部で10種類あります。

〇利子所得
〇配当所得
〇不動産所得
〇事業所得
〇給与所得
〇退職所得
〇山林所得
〇譲渡所得
〇一時所得
〇雑所得

以上の10種類です。それぞれの所得は名前の通りの理由によるものですが、今回は雑所得に注目したいと思います。

雑所得とは

雑所得にはどの様なものがあるのでしょうか?具体的に例を挙げていきます。

〇ネットショップの運営で得る収益
現在では、インターネットとパソコンがあれば、だれでも手軽にネットショップを開設する事ができます。会社員などとして働く傍ら、ネットショップも運営しているという人は雑所得指定確定申告が必要です。

〇印税や講演料
本業以外で、書籍の出版や講演会講師などを務めて報酬を得た際には、申告が必要となります。

まとめ

ここまで読んで下さった方は、損益通算の有用性を十分理解して下さっていると思います。損益通算をする為にも、確定申告はきちんと行いましょう。