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不動産投資を始めるには何からすれば良いか?

不動産投資を始めるには、様々な情報収集・分析、またやるべきことが沢山あります。不動産投資初心者は、まず何から手を付ければいいのか迷ってしまうこともあるかと思います。そこで今回は不動産投資を始める場合の手順を追って説明していきたいと思います。

不動産投資とは

不動産投資の考え方には2種類あります。まず、不動産を購入し賃貸経営をして家賃収入を得るインカムゲインと、購入した不動産の価値が上がったところで売却益を得るキャピタルゲインがあります。近年の主流は安定した家賃収入が長期的に得られるインカムゲインとなっています。

では、不動産投資を始める手順を説明していきたいと思います。

不動産投資を始める手順

①不動産投資の勉強・情報収集
不動産投資では様々な知識や情報が必要になってきます。中には悪徳不動産業者も存在しますので自身の身を守るためにも知識や情報は必ず必要になります。

ここで少し不動産投資の勉強方法や情報収集の仕方をご紹介したいと思います。

情報収集の仕方

情報収集と言っても、どんな情報が必要なのでしょうか?特に重要な情報は以下に挙げる三つとなります。

【エリア】:物件のある地域の需要を知る必要があります。そのために、人口推移、ターゲット、今後の開発計画、アクセス面などの情報が必要になります。
【物件】:物件の利回り、築年数、周辺施設へのアクセス、間取りなどが必要な情報となります。
【資金】:資金については、融資枠や金融機関の情報が必要になります。

不動産投資の勉強方法

具体的に勉強すべき項目は以下に挙げる次のものです。

【不動産】:物件の種類、投資手法別のメリット・デメリット、リスクの種類など。
【会計・税務】:簿記・会計、ファイナンス、税務など。
【経営・マーケティング】:経営・マーケティングに関する知識など。

不動産投資の勉強・情報収集をするメリットとして、物件投資の選び方、不動産会社の選び方、不動産業者の担当者の考え方・基準、投資プランの立て方などが分かるようになります。

①エリアの選定
不動産投資では物件よりもエリアの選定が重要と言われています。都市か地方か、エリアの人口推移、将来の再開発・公共事業など、また災害に対するリスクなども考慮に入れる必要があります。

②物件選び
物件を選ぶ際、新築か中古か、マンションかアパートか、それぞれのメリット・デメリットを考慮する必要があります。

③収支シミュレーション
大手不動産会社などは物件紹介をすると収支シミュレーションを出してくれることもあります。ですが、収支シミュレーションは自分で行うことをお勧めします。シミュレーションの前提として必要な項目が全て考慮されているかどうか、これは自身の目で確かめるしかありません。

④投資ローンの事前審査
購入する物件が決まったら投資ローンの審査を受けます。大手不動産会社は提携する金融会社が複数ありますのでその中から条件の良い会社を選びます。

⑤売り手との交渉
売り手と物件に関する条件を交渉します。価格、支払い条件、引き渡し時期などを決めていきます。

⑥契約手続き
ローン特約、契約解除、違約金、賠償範囲、瑕疵担保責任(現在は契約不適合責任)など契約書を作成していきます。司法書士や弁護士などの依頼することもあるでしょう。

⑦決済・引き渡し・登記手続き
最終的な資金決済、引き渡し、登記手続きという流れになります。

まとめ

今回は不動産投資を始めるには何からすれば良いか、と題してご紹介してきましたが、やはり重要なのは始めの「不動産投資の勉強・情報収集」となることがお分かりいただけたかと思います。知識や情報というものはそれだけで自身を守る武器になります。賢く勉強して収入を得て人生を豊かなものにしていきたいものです。