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2020年5月13日
「人生100年時代」といわれる一方で景気が不安定のため先行きがみえない状況が続いています。そんな中にわかにブームとなっているのが物件への投資です。聞いたことはあるけれど、何から手をつけたらいいの? どんな心構えが必要なの?そんな疑問にお答えしていこうと思います。
投資にはいくつか種類があります。株式投資・投資信託・FXなどもその一つです。これらはハイリスク・ハイリターン型といわれ、その名のとおり高いリスクが伴うことが心配です。
一方、不動産への投資はどうでしょうか? この投資はミドルリスク・ミドルリターンな資産運用先の一つです。空室がない限り毎月安定的な収入を得ることができる物件への投資は、将来的な年金を補う「自分年金」に適しているとされ、退職金での運用も注目を浴びています。
また、いわゆる「サラリーマン大家さん」として副業として大家さんをされている方も多くいます。
このように物件への投資は以前よりぐっと身近なものになりました。しかし「投資」というからには元手が必要になります。自己資金はどの程度あればいいのか気になるところです。
ここでは平均的なスタイルを紹介していきたいと思います。
年収が700万円以上の方が23.8%と最多、次は500万円以上が18.5%となっています。これだけみると、投資に対するハードルが一気に上がったようにみえるかも知れません。しかし、国税庁の調査結果をみてみると必ずしもそうではありません。下記でみてみましょう。
〇年収別の不動産投資家構成比(参照:第6回不動産投資に関する意識調査)
500万円未満 :17.4%
500万円以上 :18.5%
700万円以上 :23.8%
1000万円以上:17.7%
1500万円以上:14.9%
3000万円以上: 7.7%
〇日本人の平均年収(参照:国税庁 平成23年民間給与実態統計調査)
300万円未満 :44.0%
400万円台 :18.0%
500万円台 :12.0%
600万円台 : 8.0%
700万円台 :12.0%
1000万円以上 : 6.0%
上記データからもわかるとおり、不動産へ投資する人々の年収の分布そのものが、日本人の平均的年収の構成比「年収400万円以上」と似通っているのです。このデータから、実際にはどの層にでもまんべんなく不動産の投資家が存在している可能性が高いことがわかります。投資をはじめる時点で、必ずしも高収入である必要がないという事です。
物件への投資は、収入が低くても、手持ち金が少額からでも、金融機関からの融資をうけることができるので、このような投資方法は不動産投資にはメリットともいえるでしょう。
不動産投資について全く知識のない人にとっては「貯金がなくてどうやって数千万円レベルの物件が買えるのですか?」と不思議に思うことでしょう。実は通常の住宅融資とは全く別の、物件の投資ローンというものが存在します。金融機関によっては年収が低くても、手持ちのお金が少ない人にでも多額の融資をしてくれます。その一番の理由は、まずは利回りの良い物件と物件収益そのものが担保になるからなのです。
どうでしたでしょうか? 不動産投資がぐっと身近に感じられたかと思います。ただ、初心者の方は、何にどれくらいコストがかかるのかを調べたうえで自分の収入・支出を把握することも非常に重要です。不動産投資をはじめるためには物件を探すことが第一歩となります。それでも、物件探しが不安という方は、専門の不動産会社に相談することをおすすめします。