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投資で資産増加のスピードUPをはかって、効率的に資産形成したいものです。
低金利が続き、リスクを取らず、預貯金の利子だけで資産増加を狙うのは難しい時代ですから、不動産投資に注目が集まるのも当然でしょう。
効果的な不動産投資の方法についてまとめてみましょう。

■ニーズが高く流動性のある物件を狙う

ある程度の資金を持っているなら、ニーズの高い好立地の物件を狙いましょう。
所有物件が少ないうちは、空室リスクが収入にダイレクトに跳ね返ってきます。
10室のうち1室が空室なら、9割の家賃が入ってきますが、2室のうち1室が空室なら5割の収入に落ち込んでしまいます。
好立地の物件なら、もし空室になってもすぐに入居者が見つかります。
空室リスクが低いと言うのは、所有規模が小さいほど大事なポイントです。
都心の好立地物件は、借り手が途切れること無く見つけやすいですし、売却しやすいものです。
次の候補が見つかって、買い換えしたい場合にも、買手が付きやすいので、売却したお金を資金に回しやすくなります。
所有5年を境に、売却益に対する所得税率が39.63％⇒20.315％と、大きく変わることも覚えておきましょう。

■少ない元手からスタートの場合

都心・築浅・ワンルームは、ニーズが高く価格も高めです。
資金作りから徐々に始めたいと考えている場合には、少し参入が難しいかも知れません。
そんな場合には、その物件ならではの魅力を引き出すアイディアで勝負しなければなりません。
古い街並みが残る低層階物件は、外国人に人気がありますし、レトロな雰囲気を生かしつつ、内装に清潔感を持たせることで利益率の高さを引き出すことが可能です。
物件そのものだけでなく、周辺の環境にも目を向け、ニーズにあったリフォーム、広告の工夫で、少ない投資でもしっかり収益があげられたら、それが実績になって次のステップにつながります。

■融資を効果的に使って資産増大

不動産投資では、投資と言っても事業としての要素が大きく、戦略的に資金を投入し、リターンを確実に得ることで、資産が膨らんでいきます。
しかも、事業規模が大きくなるほど、収益も大きくなり、３億円投資して利回り３～４％なら、家賃収入だけで900万円になります。
いきなり3億円の融資を受けられる人はそうそういませんが、返済できる範囲の融資でしっかり収益をあげる事ができたら、数年ごとに融資で資金を加えて規模を大きくしていきます。
融資の使い方と、戦略にあった物件選びが成功のポイントとなってくるのです。