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2021年10月13日
インターネットは私たちの日常生活に欠かせないものとなっていることから、賃貸にネット回線を導入することを検討しているオーナーも増えていることでしょう。今回は、ネット回線を導入する際に知っておくべきポイントやメリットを説明していきます。
賃貸に導入出来るネット回線は、主に2種類あります。1つ目は「有線回線」と言い、各物件内にあるコンセントの近くにLANポートを設置し、直接ネット回線を引く仕組みとなっています。
有線回線の場合、建物の構造や物件の面積に関係なく安定したネット環境を整えることが可能です。ただし、LANポートを取り付けるための工事が必要となるほか、無線回線よりも費用が約3割程度高くなります。
2種類目は、「無線回線」です。これは外壁などを利用してネット回線を引き、無線WI-FIルーターから各部屋に電波を共有する仕組みです。無線回線のメリットは、各部屋にLANポートを取り付ける必要がない点と、IDとパスワードを設定するだけですぐにインターネットを利用することが出来るという点です。しかし無線回線の場合、建物の構造や物件の面積によっては利用制限があります。
ネット回線を導入する際にかかる初期費用および月額費用については、業者や利用するネット回線の種類・物件の構造・物件内の面積・所有している部屋数などによって大きく異なってきます。目安となる相場がないので、複数の業者に見積もりを取ってからご自身で判断する必要があります。
ネット回線を導入するということは、長期的に利用していくということを想定しておかなければなりません。そのことも踏まえて業者選びの際には、信頼のある業者かどうか、サポート体制、プラン内容の充実度などをチェックしておくことをおすすめします。
ネットショッピング・スマートフォンでの決済・動画視聴・リモートでの会議や授業など、今では大人から子どもまで幅広い世代の方がネット環境を必要としています。家賃にネット料金を上乗せすることで、収益・入居率共にアップさせることが出来ます。また、個人でネット回線を契約するよりも安くなるので、入居者にとっても有利だと言えます。
ネット回線を導入するためには、初期費用以外にも月額費用の負担があります。そのため、慎重に検討して導入するべきかどうか決める必要があります。ネット社会ではありますが、ターゲットとしている年代によってネットの使用率も違ってきます。
どちらかと言うと単身者の方がネット設備に強いこだわりがあり、ファミリー世帯の場合はネット設備よりもキッチン・お風呂場・トイレなどの設備を重視して選ぶ傾向が高い様です。
ネット回線は、賃貸における人気設備ランキング1位にランクインしているほか、物件探しサイトのこだわり条件としてもよく検索されています。複数の業者の費用を比較したうえで、入居率と収益アップを目指してみるのも良いかもしれません。