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2016年12月1日
平均寿命が延びて、老後の時間がたっぷり取れる時代がやってきますね。
あれこれ現役時代に出来なかった時間をかけた趣味を楽しんだり、夫婦で旅行に出かけたり、考えるのは楽しいものです。
ゆとりある老後を過ごすためには、どれくらいの老後資金を確保すれば良いのでしょう?
「家計の金融行動に関する世論調査(平成27年)」(金融広報中央委員会)では、老後の1ヶ月の最低生活費は、27万円という結果でした。
20代から70代以上の広い世代に行ったアンケートで、60代の平均額は29万だったそうです。
実際に、年金生活を始める年代で、全体の平均額よりも高くなると言うのは、現実味がありますね。
もう一つ、生命保険文化センターのデータをあげると、こちらではシニア世代の夫婦がゆとりある生活を送るには36.6万円と、一気に7.6万円も希望額が跳ね上がっています。
高齢になれば医療費もかかりますし、食費も健康に気をつけて、質の良い素材を選びたいとか、健康食品を取り入れて見たいといったこともあります。
また、現役時代は出来なかった趣味や旅行などをしてみたいといと考えると、最低で29万円、出来れば36.6万円欲しい…というのはよくわかります。
では、実際にゆとりある生活にするにはどれくらいの老後資金が必要になるのか計算してみましょう。
日本人の平均寿命は、2014年の統計で男性80.5歳、女性86.83歳でした。
ここで計算しやすいように85歳としても良いのですが、実際には少なくとも半数の方がそれ以上の寿命になると予想されます。
2016年9月の統計で、100歳以上の人口は6万5692人で、46年連続増加しています。
老後資金の計算でも、90歳を越える年齢で考えた方が良さそうですね。
年金額は、一般的なサラリーマン家庭の平均額21万円、90歳までに必要な生活費を計算してみます。
①60歳~65歳未満年金開始までの5年:36.6万円×12ヶ月×5年=2196万円
②65歳年金開始~90歳25年:(36.6万円-21万円)×12ヶ月×25年=4680万円
①+②=6876万円。
最低希望額29万円で同じように計算した場合には、4140万円となります。
・早いうちから個人型年金を積み立てる。
・資産運用でしっかり増やす。
・副業で収入をアップさせる。
収入を増やし、老後資金にあてる財源を確保することが大切になってきます。
ココで注目なのは、定年になってからでも収入を得られる配当金や不動産の家賃収入があれば、貯蓄を切り崩していく不安を軽くする事が出来ます。
貯めるだけでなく、リターンのある投資をしておけると、安心だから、不動産投資を考える人が増えているんですね。