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2016年12月16日
平成28年版高齢社会白書によると、老後の資金が足りないと感じている割合は、半数を超えています。
公的年金への不安もあるなか、40代はどのように老後資金を確保するべきか考えて見たいと思います。
現在の年金支給額は、現役時代の62.7%となっていますが、30年後には40%程度になる可能性があります。
公的年金の制度の維持が不安視されていることもあり、老後資金は自分で用意する必要に迫られる流れになっているのです。
退職まであと10年の50代の貯蓄平均は800万円といわれていますが、一方で貯金無しという夫婦も1/3います。
40代になったときに意識しておけば、もう少し貯蓄額を増やすことが出来るのでしょうか?
40代~50代は、子どもの高校、大学進学で最も教育費がかかる時期です。
貯蓄を減らさずに、奨学金を利用しようか、貯蓄を切り崩して学費に充てるか悩ましいところでもあります。
順調に収入が伸びていれば、その分を老後資金に充てることも可能ですが、転職を余儀なくされるケースもあり、なんともむずかしい問題です。
投資で資産形成を考えた場合、投資信託や株で3%前後の利回りが期待出来そうですが、多くのリターンを望んで元本割れをおこしては何にもなりません。
経済に詳しく、勝負出来る人以外は、ローリスクローリターンでの運用にとどまるでしょう。
副業で収入増を狙う場合はどうでしょう?
特別な技術や才能があれば、ネットビジネスや、動画投稿、アフリエイトなどで稼ぐことが可能かも知れません。
けれども、どの方法をとっても、安定収入になるほどのレベルを達成するには、趣味以上に手間と時間をかけなくてはいけません。
たまたま大当たりというのは、宝くじと同じような運任せの部分が大きく、狙った様に収入が伸びるかわかりません。
そうした時に、将来にわたって収入になる不動産投資は、魅力的です。
退職金がどれくらいかにもよりますが、老後資金は5000万円程度が目安になるでしょう。
年金が現役時代の40%になれば、年収750万円を越えなければ月額25万円には届きません。
平均寿命がのび人生90年時代になっていますから、実に30年を見据えて老後資金を考える必要があります。
月に10万円の不足を30年にわたって補うには3600万円、年金額が国民年金のみの場合には倍の7200万円必要かも知れません。
貯蓄するだけでなく、収入を生んでくれる投資方法がどれだけ頼りになるか…。
良質な物件オーナーになって、家賃収益が物件を所有している間続くなら、60歳時の貯蓄が間に合わなくても慌てる必要が無いのです。