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賃貸トラブルの事例とその解決法

賃貸トラブルの事例とその解決法

【はじめに】
マンションのオーナーになって全てが順風満帆という方は少ないでしょう。経営のトラブルも多くあるとは思いますが、入居者との賃貸トラブルもまた避けられない問題です。
今回は賃貸のトラブルをまとめていきます。

【賃貸のトラブル】

・入居前トラブル
意外にも入居前からトラブルの種はあります。
まず入居審査。入居したいと申し出た人は敷金・礼金を払えばすぐ入居できると思っています。しかし入居申し込みの後には入居審査があり、数日から1週間ほどかかります。また入居審査に通らなかった場合、入居申し込みをした人が以前住んでいた住居をすでに退去しているとトラブルになります。

・騒音
入居後のトラブルとして最も多いのが騒音トラブル。
子供の足音や洗濯機の音などの生活音や、友人を呼んだ場合のはなし声などが主な原因です。騒音の問題が難しい点は、人によって音の感じ方が違うというところにあるようです。「前の住居では誰からも文句は言われず大丈夫だったのに、隣の人は神経質だ!」といった
ような反省を促しにくいケースもあるようです。

・ペット問題
ペット不可の物件なのに、こっそりとペットを飼う人は後を絶ちません。隣りの入居者が動物アレルギーだったりすると、問題はより深刻になります。
また入居者を確保しようとして「ペット不可」の物件を「ペット可」にしてしまうとトラブルのきっかけになるかもしれません。事前に入居者にアンケートをとるなどして意見を聞きましょう。

・ゴミ出し
ゴミ出しの細かいルールで入居者同士がぶつかってしまうトラブル。
地域によっては分別にその物件だけのルールがあり、それを知らなかった新しい入居者がトラブルを起こすことがあります。
また単純に「ゴミ出しの日を守らない」「分別をしない」「所定の場所に置かない」などもあります。張り紙などをして注意を促しましょう。

・退去後トラブル
一時期多い問題だった敷金の問題。敷金は基本的に返ってくることが前提なので、それがないと苦情を訴える人がいます。「原状回復のために使った」と伝えるだけでは不十分なので、しっかりと入居前などに部屋の写真を撮るなどしましょう。

【トラブルの対策】

トラブルの例をみてきましたが、今度はその対処法を見ていきます。
・当事者同士で直接話さないようにする。
まず、感情的になってトラブルの当事者同士だけで話を付けないようにしましょう。必ずオーナーや大家さん自ら出向き、互いの意見を聞いて調停をします。
当事者同士の直接の接触は、ひどい場合には傷害事件にまでなります。物件の保全やオーナーとしての信頼のためにも、トラブル解決に積極的に乗り出しましょう。

・法的手段
トラブルの元になる人が再三の注意にも関わらずトラブルを繰り返す場合、法的な手段に訴えることになります。こういった場合は弁護士の登場です。とはいってもすぐ裁判沙汰になるわけではありません。はじめは弁護士事務所から警告文書を内容証明郵便で相手に送ります。もしくは弁護士から有益なアドバイスをもらい、自分たちで解決できるよう努力しましょう。