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賃貸不動産のルームクリーニングの相場

賃貸不動産のルームクリーニングの相場

大家さんから考えると、ルームクリーニングは必要経費です。大家さんの負担範囲・入所者の負担範囲はどこまでなのでしょうか?今回は賃貸不動産のクリーニング相場と、借主とのトラブルを未然に防ぐために出来ること、その二つを考えていきましょう。

ルームクリーニングの範囲

ルームクリーニングは清掃業者によっても変動しますが、一般的な相場としては以下の通りです。

~部屋全体の場合~
●1R・1K→20,000円~50,000円
●1DK・1LDK→40,000円~80,000円
●2DK・2LDK→30,000円~70,000円
●3DK・3LDK→60,000円~200,000円
●4DK・4LDK→70,000円~

清掃箇所が増えると費用は増えます。一括で頼めるお得なパック料金などがあるため、そちらのご利用をおすすめ致します。

注意点・ルームクリーニング

ルームクリーニングは基本的に、入居者から徴収した敷金内で行います。その敷金を超えてしまった場合は入居者から追加徴収しますが、トラブルを防ぐために以下に注意して行いましょう。

●複数の業者に見積を取る
●納得のいく清掃サービスを見付ける
●過大な請求にならないように調整する
●敷金の範囲で収めるよう努力をする
●閑散期の年始~2月・9月~11月に依頼をするようにする

原状回復 ~入居者に請求出来る範囲~

原状回復は、入居者の過失によって出来た傷や汚れを「入居する前の状態に戻す」という意味を持っています。「経年劣化による傷や破損」は含まれません。

~入居者の過失~
●入居者が家具の移動などで床や壁を傷つけた場合
●タバコのヤニなどでクロスを汚した場合
●掃除・換気を怠った事によるカビやシミ
●不注意による雨水が入り込んで傷んだフローリングや畳の痛み
●壁に開けたネジ穴や釘穴
●明らかに誤った使用方法で壊してしまった設備・備品など

以上が原状回復で、入居者に回復費用を請求出来る範囲です。それ以外は大家さんが負担しクリーニングと設備を交換・修繕を行わなければなりません。

トラブルを防ぐために出来ること

退去時のルームクリーニングは、敷金を超えて請求してしまうと入居者とのトラブルが起こってしまいます。そのトラブルを未然に防ぐために出来ることを考えましょう。

入居前にできること

●契約時にあらかじめルームクリーニングの相場を契約書に記載する
●敷金を超える場合も費用の追加が発生する旨を記載する
●入居者による過失について十分に説明する

退去時にできること

●敷金を超える場合、ルームクリーニングを行う前に内容を提示しておく
●ルームクリーニングの内訳を写真などで記録・提示する(詳細な見積書の作成)
●請求書を作る場合は、詳細を記載する
●必要経費として、妥協できる所は妥協する

以上の対策をすることで、トラブルを防ぐことが出来ると言えます。

まとめ

賃貸不動産を経営することで、色々なトラブルは予想されます。その中の一つは「ルームクリーニング」や「原状回復」の相違ではないでしょうか。入退去時に一緒に確認し相場を提示して、説明することで双方気持ちの良い賃貸契約を結んでいきましょう。