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2020年5月29日
新しい暮らしをスタートした方もいるのではないでしょうか。スタートを切るために、まず必要なのが住居だと思います。賃貸物件をお探しする項目として、意外に知られていないのが入居審査についてです。今回は賃貸物件の入居審査について、そのチェック項目や基準についても説明していきたいと思います。
まず、賃貸物件の入居までの流れとして次のような手順があります。
①インターネットなどで条件にあった物件を探す。
②その物件を管理する不動産会社に行く。
③内見して物件を決める。
④申し込み〜入居審査を受ける。
⑤重要事項説明を受ける。
⑥契約手続きをする。
⑦物件の引き渡しを済ませる。入居。
この中で大切なのは、④の「申し込み」で、誰でも申し込めば入居するということではなく、必ず「入居審査」をきっちりとしていくことです。
入居審査とは、「入居希望者を住ませても良いか」を判断するもので、保証会社によるものと、不動産会社を通して大家さんの判断によるものになります。
では、何を基準に「住ませても良いか」を判断するのか、そのチェック項目を次に挙げていきます。
入居審査のチェック項目は大きく分けて3つあります。
・家賃の支払い能力
・連帯保証人の信用度
・入居後にトラブルを起こさない人柄かどうか
このうちの「家賃の支払い能力」に関しては、一般的な基準が明確化されています。家賃は年収の36分の1以内、これが入居審査に通る基準となっています。例えば年収250万円ならば、家賃はおよそ6万9千円以内となります。
「連帯保証人の信用度」に関しては、保証人の年齢や収入、連絡の取りやすさなども判断基準になってきます。
そして「入居後にトラブルを起こさない人柄かどうか」については、不動産会社に来店した際の言動や態度、常識的な服装か、なども判断材料にしていく方が良いでしょう。
また、独身者の多い物件にファミリーが、逆にファミリー層が多い物件に独身者が申し込みをすると、のちのトラブルということを念頭に置きながら審査を考えていきます。これは騒音や来客者の多さなどの問題が関係しています。
ここまで「賃貸契約の入居審査について〜チェック項目と基準〜」と題して書いてきました。入居審査を考えるポイントとして押さえておきたいのは、収入に見合った家賃の物件を探す事や連帯保証人は信用できる人、親族が無難である事、そして常識的な言動や態度を取る事、大きくこの3つが重要になってきます。また、独身者、ファミリー層、その用途にあった物件を探すのも重要になってくるといえるでしょう。