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2021年6月21日
インターネットの普及によりワイファイによる接続は当たり前になってきました。パソコンだけでなくスマートフォンやゲームなど容量の大きい通信にはワイファイが不可欠です。賃貸物件においても、ワイファイの導入はオーナー側にとっては力を注ぐべきポイントとなっています。
ワイファイは、今や、ネットワーク通信をするのに欠かせない存在であり、親機がルーターなのに対し、パソコンやスマートフォンなどが子機の役割を果たし、かつてはルーターとケーブルをつないでいましたが、現在は無線がその役割を果たしています。
賃貸物件においてワイファイ導入をお勧めする理由の一つが空室対策(いわゆる入居率確保)です。入居者が特にこだわるポイントとして挙げられるのが、ワイファイ無料となる設備の有無であり、特に学生など若い世代の方に関しては部屋選びの際の重要なポイントとなっています。
現在の賃貸物件は借手市場だと言われています。2005年以降、人口減少に転じた日本において、賃貸物件に対する需要も減少傾向にあります。つまり、賃貸物件業界も人気物件以外は空室率が目立ってきているのです。では、人気物件の条件とはなんでしょうか?
入居者に選ばれる物件には人気の設備が備えられています。その上位に来るのが「ワイファイ完備」の物件なのです。ワイファイ接続環境があるだけで入居者確保へと繋がります。
また、入居者にとっては煩雑なネット関係の契約から解放される他、支払いに関しても家賃と一緒に払えるため雑務が簡素化され、人気物件の条件の上位になっています。
賃貸物件にワイファイを設置する方法は主に3つあります。各方法のメリット・デメリットを確認してみましょう。
【共用部設置型ワイファイ】
賃貸物件の共用部にワイファイを設置して各部屋に飛ばす方法。
メリットとしては設置費用が安く済むことです。デメリットとしては電波が弱く、通信が遅い、繋がりにくいといったことが挙げられます。
【埋め込み型ワイファイ】
アパートに引いたインターネットを各部屋のコンセントなどに埋め込んだルーターで飛ばす方法。
メリットとしては電波が安定し、接続がスムーズということです。デメリットは各部屋の工事が必要で費用も高くなります。
【置き型ワイファイ】
アパートに引いたインターネットを各部屋に置いたルーターで飛ばす方法。
メリットとしては埋め込み型同様、電波が安定することで、かつ、工事が不要で設置費が安く済むことです。デメリットとしては退去時にルーターを持ち去られる心配が出てきます。
賃貸物件に対する入居者需要の上位にあるのが、ワイファイ設備の有無であることは間違いありません。今後ますます進むであろうネット社会の中では、インターネットやワイファイの需要は必須のものとなっていくことでしょう。またリモートワークが普及した昨今ではその必要性がさらに重要になって来ることでしょう。