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賃貸物件のベランダの掃除と注意点

賃貸物件のベランダの掃除と注意点

屋外に面しているベランダの掃除。植木や水槽などと言った荷物が置かれている場合もありますし、屋外に面しているので、埃や汚れがつきやすい場所でもあります。ここでは、管理者が集合住宅のベランダの掃除をする際の豆知識や工夫についてまとめていきます。

ベランダの汚れの原因

ベランダの床が汚れる原因には様々な対象があげられます。

〇砂・土
天候によって砂塵が舞い上がったり、植木鉢から土がこぼれたりすると、ベランダの床は汚れてしまいます。

〇排気ガス
車の交通量が多い地域であれば、排気ガスが原因で汚れることがあります。時間が経つと汚れが落ちにくくなります。

〇外気の汚れ
花粉が多く飛ぶ時期には、ベランダの床にも花粉が溜まってしまいます。また、黄砂やPM2.5が飛びやすい時期にも汚れやすくなります。

〇埃
ベランダに洗濯物や布団を干している場合には、繊維などの埃がベランダの汚れにつながることがあります。これが溜まると排水溝を塞いでしまうケースもあるので要注意です。

〇コケ・鳥の糞
日当たりが悪い場所には、コケが繁殖しやすくなります。また、鳥の糞は見た目が悪いだけでなく、アレルギー症状の原因になる場合もありますので、注意が必要です。

集合住宅特有の気配りが必要

管理者がベランダの掃除を行なう際には、集合住宅特有の気をつけなければならないことが幾つか、あります。

アパート・マンションのベランダにある排水溝は、隣の部屋と共有されている場合が多いため、大量の水を使用して掃除をすると隣のベランダや階下の部屋のベランダに汚れた水が入り込んでしまう恐れがあります。トラブルを避けるため、事前に掃除をする日を告知し、各戸の住民に周知徹底する必要があります。

ベランダの掃除方法

清掃場所に物等が置かれていると邪魔になる場合があるので、住民にそれらを片づけていただきます。鉢、水槽などは、浴室などに移動していただくなどの工夫が必要でしょう。

もし鳥の糞を見つけた場合は直接触らず、濡らしたキッチンペーパーなどを使って拭き取ります。固まっているときは、クエン酸水を糞のうえにかけてしばらく待ち、拭き取ります。

掃除の方法としては、まず、軽く水で濡らした新聞紙を細かく破り、小さく丸めて床に撒いてから掃きとっていきます。これによって、ベランダに落ちているゴミを新聞紙が吸い込み、きれいにすることができます。新聞紙を掃きとったら、ホウキを使って残ったゴミも掃きとりましょう。

その後、住宅用洗剤を使って汚れを落としていきます。ブラシでこすりながら掃除を進めていきます。仕上げに、洗剤が残らないように水拭きします。

洗剤を用いても落とせない汚れは、重曹を使いましょう。重曹は、排気ガスに含まれる煤(スス)などの汚れを落とす効果があります。重曹水をベランダに撒いてしばらく待つと汚れが浮かび上がってきます。それをブラシで落としていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。賃貸物件のアパートやマンションのベランダ掃除には、共有部分があるなど、集合住宅だからこそ気をつけたいことも多くあります。そのうえで、定期的な掃除を心がけたいものです。