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2016年8月27日
定期預金の金利が軒並み低水準になっていて、預けっぱなしよりも運用した方が良いのはと思わせるほどですね。資産運用の流れは、マイナス金利政策によってどのようになっていくのでしょう?
マイナス金利政策は2016年の1月に発動しました。金融機関は、一定のお金を日本銀行に預金することになっているのですが、マイナス金利ですから、預ければ預けるほど目減りしてしまうという状況になったのです。各銀行では出来るだけお金を世の中に流通させる…つまり融資を活発化させて、手元に残るお金を減らしたいと考える方向に動いています。金利で利益を上げたいところですが、マイナス金利で目減りする位なら、低水準でも金利を受け取れる方が得策というわけです。アベノミクスの金融緩和以来、銀行預金の金利、住宅ローンの金利のどちらも低水準で推移してきました。2010年の時点では3%前後だったのが、2016年には1%を割り込む水準になり、変動金利にいたっては新生銀行が0.4%をたたき出しています。預金や金融商品での資産運用のうまみは落ち込んでいるのに対し、資金を借り入れて投資する不動産投資には有利に働いていると言えます。
不動産を購入して家賃収入を得ることで資産運用を考えた場合、全額を一度に支払う場合は、ローン支払いがなく、固定資産税や運営・修繕経費を差し引いた家賃収入がそのまま利益になります。2000万円のマンションで年間80万円の収益があれば、4%の運用益になります。500万円の運用資金があったとして1500万借り入れて35年ローンでスタートした場合、金利1%なら、ボーナス払いナシでも、月々43000円程度の返済になり、30万円ほどのリターンとなります。もちろん、収入を全額返済に充てて早くローンを終わらせてしまえば、そのまま持って家賃収益を上げても良いですし、転売して現金化することも可能です。
10年以上前なら、ローン金利そのものが4%という事もありましたが、現在、固定でも1%を切っているのですから、収益性の高い物件なら資金を金融機関に預けっぱなしにするよりも、運用した方がお得になるのです。この、収益性の高い物件を見極めることが不動産投資のポイントになってきます。入居者の募集、修繕、管理とあわせてトータルに業務を行っている業者は、事情通ですし、収益の上げやすい物件の目利きも確かですから、不動産で資産運用を考えるなら、こうしたプロに相談するのが良いでしょう。