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2021年5月14日
土地や建物を運用することによって利益獲得を目指す不動産投資。これに関連する分野の知識やノウハウを身に付ければ、有利に投資活動を進めていく上で大きな助けとなるでしょう。不動産投資スキルを身に付けるためには、それに関連する資格の取得が有効と言えます。
最初に自らの資産を拠出し、それを元手として開始することになる投資。そこから得られる利益は主に、インカムゲインとキャピタルゲインの2種に分類されます。それは不動産の運用という手段を取る場合においても同様です。
インカムゲインは、資産を所有することによって得られる利益のことを指します。資産が安定的・継続的な収入をもたらすという仕組みを活用した方法と捉えて差し支えありません。
不動産投資においては賃貸借やアパート経営などによる家賃収入がこれに該当します。
資産である土地や住宅などを貸し出すことにより、それによって定期収入を得るというわけです。一般的な不動産投資の大部分はこのインカムゲイン型と言えるでしょう。
キャピタルゲインとは、資産売却時に得られる売買差益を目的とした投資法です。簡略的に言い直せば、資産を安い元手で取得し、それを購入費用以上の高値で売る、という手段に相当します。
しかし、不動産物件は必ずしも、購入価格より高く売れるものとは限りません。むしろ、購入価格を下回るケースが主と言えるでしょう。そういった点から、不動産投資としてはリスクの高い手段に当たると考えられます。
不動産投資を始めるために必要な資格などはとくにありません。元手となる不動産を保有していなくとも着手可能なタイプもあり、業種としては比較的始めやすいビジネススタイルに属すると言えるでしょう。
とは言え、不動産投資に関する知識が皆無なまま着手する際のリスクもないとは言えません。ノウハウを持たないことにより、収益アップの機会を見逃してしまう、経営的に赤字を出してしまう、などといった事態が懸念されます。
逆に考えれば、関連分野の知識やノウハウを会得していれば、高い確率でリスクを避けつつ、有利に投資活動を進められると言えるわけです。不動産投資の場で有効に活かすことができる知識としては、不動産関連や資産運用関連といった分野が挙げられます。
そういった方面の資格取得を並行して進めれば、自ずと不動産投資に関するスキルも身に付いていくことでしょう。それぞれの分野について、有効と思しき資格にはどのようなものがあるか、以下に見ていきたいと思います。
不動産の取扱いには、それに関連する法律や税金の設定など、様々なルールが関連してきます。そういった知識に不足なく対応し、加えて不動産の基礎的ノウハウを知るには、宅地建物取引士の資格が有効です。
不動産の評価や適正価格の見極め能力は、不動産を運用する際の強力な武器とも言えるでしょう。これによって保有物件の価値を高めるための方法や、売却益などを含めた収益増の機会を活かすことが可能となります。
これに対応する資格としては、不動産鑑定士が挙げられます。これ以外にも様々な資格が存在します。不動産経営に関するルールの活用や価値評価の判断などに結び付けられる類が、投資の場面で活かせる資格と言えるでしょう。
不動産の分野に限らず、あらゆる投資活動において踏まえておくべきは、収支管理と言えるでしょう。お金の出入りを正確につかむことで、それを確実な経営判断に活かせます。このような経理に属する資格の代表格としては、簿記が挙げられます。
広く投資全般に渡るノウハウを身に付けるには、ファイナンシャルプランニング技能士の資格取得に向けた学習が有効と言えます。これを通じて投資に有効なテクニックを幅広く修得すれば、実践に活かし、成果に繋げることも可能となるでしょう。
以上のように、不動産投資に有効に進める際、効果のある資格技能として、主に不動産と資産運用に関係するものが挙げられることを見てまいりました。投資を始める際、知っておくべき事項にはどのようなものが挙げられるのか、そういったところを自身で洗い出していけば、自身にとってメリットとなる資格を選び出していけることでしょう。