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不動産投資において、パート勤務や専業主婦の妻は名義人になれるのでしょうか。不動産投資で妻を名義人にした場合のメリットなどについて簡単に解説します。副業禁止だけど不動産投資を始めたい方や、安定した収入を得たい方必見です。

不動産投資について

不動産投資とは購入した不動産を借りたい人へ貸し出し、家賃収入を得ることです。不動産投資では戸建て住宅や集合住宅を一棟購入するほか、マンションなどの一室を購入して貸し出します。

不動産投資は安定した収入の確保・老後の収入対策・節税・死亡保険や生命保険の代わりになるなど、さまざまなメリットがあります。また不動産投資はローンを利用できるため、不動産を購入する資金がない人でも安心して投資を始められます。

ローンを利用する場合は、収入の安定具合が重要視されます。公務員・医師・弁護士など安定した収入が見込める人はローンを組みやすく、不動産投資にも向いていると考えられます。また不動産投資をする際は、不動産会社選びも大切です。

アフターフォローがしっかりしているなど、きちんと寄り添ってくれる会社を選ぶようにしましょう。

不動産投資の名義について～パート勤務や専業主婦の妻は名義人になれるのか～

不動産投資では、多くの人がローンを組みます。ですが、ローンを組む際は注意が必要なケースもあります。例えば副業が禁止されている会社員などの場合、本人名義でローンを組んで不動産投資をすると会社に副業がばれてしまい危険です。

ですがこのような場合は、夫婦であれば夫の代わりに妻が名義人になることができます。妻が名義人になることで、夫の会社に副業がばれてしまうリスクを回避することができます。不動産投資の場合は、夫の収入もローンを組む際の審査で考慮されます。

そのため安定したローン返済ができると判断される可能性が高く、パート勤務や専業主婦の妻が名義人になった場合でもローンを組むことができます。

また妻が名義人の場合、安い金利で借りられる〈女性、若者/シニア起業家支援資金〉という制度を利用することができます。

妻の名義で不動産投資をするメリット

妻の名義で不動産投資を行うメリットについて、いくつか見ていきましょう。

●妻がパート勤務や専業主婦で収入が低い場合、所得税や住民税が抑えられる
●本業の収入とは別に、安定した収入を得ることができる
●将来の資金対策のほか、子どもへの相続などに活用できる
●夫が副業禁止の場合、会社にばれる心配をすることなく投資ができる

妻が名義人の場合、家賃収入により妻の年収がアップすると夫の扶養から外れる場合があります。また、不動産投資を始めると確定申告も必要となります。妻を名義人にした場合、メリットもありますが注意が必要な点もあります。

名義人の途中変更は税金や費用がかかり、スムーズに手続きを行うのは難しい傾向にあります。夫婦でよく話し合い、名義人を決めることが大切です。

まとめ

今回は、不動産投資の名義人についてご紹介しました。副業禁止など何らかの理由で夫が不動産投資できない場合は、名義人を妻にすることも検討してみましょう。夫婦でよく話し合って不動産会社を選び、不動産投資を始めましょう。