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2017年3月17日
都心では湾岸地域に高級マンションが立ち並び、オリンピック景気にのって、高額物件が人気をよび、外国人からの需要も伸びていました。
ところが最近は、マンション価格下落のニュースが続いていますが、不動産投資で成功することは難しくなってしまったのでしょうか。
不動産調査会社・東京カンテイがまとめた東京23区の中古マンション価格が、3ヶ月ぶりに下落しました。(2017年月21日の情報)
1月の希望売り出し価格調査の結果ですが、前月と比べて0.2%の下落です。
節税対策やローン金利の低金利化で、新築マンションが一気に増えたこともあり、マンション価格は、全体に下落傾向なのではと言われています。
湾岸地区の、高額タワーマンションも、供給過剰ではないかと心配する声もあります。
マンション価格下落傾向が出始めたということは、不動産投資を成功させることは難しくなってしまったのでしょうか。
マンション価格が下落傾向というのも、人口減に転じるのは目に見えているのに、物件数が多いといった情報から、現在の価格を割高に感じて取引が動かないという事情があるのではないでしょうか。
転売目的でマンションを購入するなら、価格が下落傾向のときに買うのは得策ではありません。
ところが収益物件としてみた場合には、値下がりに乗じて購入し、付加価値をつけて収益を確保するということが考えられます。
『投資』というものは、リスクがつきものですし、必ずという保証がないものです。
株式市場でも、売りたい人と買いたい人がいるから取引が成立しますし、利益が出るのも資金を溶かすのも、情報活用と判断力にかかっているのです。
現在、価格が下落傾向ということであれば、むしろ買いなのかもしれませんね。
世の中の動向を、値動きにとどまらず、人の流れやニーズの変にまで広げて付加価値のアイディアを生み出す人が成功すると言うことです。
付加価値と言う点でお話すると、浅草周辺では外国人向けのゲストハウスやシェアハウスが人気を呼んでいます。
築年数が経った物件が多いエリアですが、むしろ日本らしい文化が残っている魅力があります。
外国人に取っては、「東京都心の日本情緒あふれるエリアに、低価格で住めるなら、住宅のクォリティは求めないし、共有スペースありもむしろ歓迎」なのです。
従来の優良賃貸の条件『築浅・立地・住宅の質』への評価にこだわらないターゲットに絞ることで、空室知らずの経営をしているオーナーもいます。
マンション価格の下落をキケンととらえるか、チャンスととらえるかはあなた次第でしょう。