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2017年4月21日
不動産投資のための物件購入に、ローンを利用すると、手持ち資金よりも大きな金額を動かせ、レバレッジの効果が期待できます。
そんなローンですが、固定金利、変動金利のどちらを選ぶかが悩ましいところです。
金利の種類についてまとめてみましょう。
『固定金利』
メリットは、市場の変動に左右されず同じ金利が適用されるので、返済額の想定がしやすい所です。
しかし、10年固定といった場合には、10年を超えたところから急に高い金利が設定されている場合もありますから注意が必要です。
ここ10年ほどは、超低金利におちついていて、固定金利のほうがやや高い状態が続いています。
『変動金利』
変動金利は年に2回、プライムレートに照らし合わせた見直しが行われ、市場の変動にあわせて急激な金利変化の可能性のリスクがあります。
マイナス金利政策以来、安定して低金利が続き、これ以上は下がらないという状況になっていますから、景気の上向き感が出てきたところで、じわじわ上昇するという見方が出てきています。
金利については確定していないので、見直しのたびに落ち着かない印象を受けるでしょう。
(参考)住宅ローンコンシェル
http://xn--hekm0a443zu0m.xyz/kinri/kinrisuii_new/
一般的に、個人住宅向けにはいわゆる住宅ローンで対応しますが、収益物件の購入に充てる場合には、アパートローンを使います。
金利が一般向け住宅ローンよりも高くなる傾向がありますが、審査の基準が違うので、大きな資金を引き出せる可能性があります。
住宅ローンの融資額の目安は、年収の4~5倍と言われますが、収益物件については、その限りではありません。
貸付審査の基準も、経営の実績、事業計画の信頼性といったところに重きが置かれます。
収益物件を黒字経営していて、2棟目を購入などと言う場合には、審査にも通りやすいでしょう。
中には、一般住宅ローンを使って収益物件を購入してしまったというケースもありますが、状況によっては一括返済を求められることもあるので、注意が必要です。
収益物件購入に充てるならアパートローン、一般事業融資、ノンバンクなどが利用可能です。
金利を比べると、アパートローンが2%前後で借りられる可能性が高そうです。
変動金利ならさらに低い金利からスタートできるかもしれません。
ただ、固定金利でも十分低金利と呼べる水準になっていますから、変動の不安を嫌う場合には固定金利でも良いのかもしれません。
フラット35では、住んでいた住宅を賃貸にといった融通がききやすく、1.2%程度の固定金利が使えますから、物件との相性によってはおすすめです。
資金調達や、返済方法については、信頼できる収益物件を扱う不動産業者のともよく相談してみましょう。