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2016年8月16日
適切なリスクマネジメントで、大きな損益を出さずに不動産投資がしたいですね。どんなリスクの洗い出し方法があるのか、そのリスクをどう扱ったら良いのか考えて行きましょう。
不動産投資では、不動産を所有することによってリターンを得ようとするものですから、リターンが得られない、ことが最も大きなリスクとなります。具体的に言うと…
・家賃滞納・入居希望者が集まらないリスク。
・資産価値が下落するリスク。
・天災・事故によるリスク。
一つ一つのリスクについて、リスクを最小限に食い止める方法を考えて行きましょう。投資の最大の目的はリターンを得ること。それを邪魔する因子を洗い出し、その解決策を実行することが、リスクに対抗することになります。
・交通アクセスが悪い。
・沿線で騒音が大きい。
・間取りが使いにくい。
・共有スペースが薄暗く印象が悪い。
・音が響く。
・築年数が古く設備も古い。
・家賃設定が高い。
・ターゲットにあった条件が整っていない。
・近隣にスーパーがない。
・保育園、学校が遠い。
物件のリスク(特徴)を洗い出した上で、どう強みに変えていくのかという発想が必要です。
<物件にあうターゲットの人物像を具体的に考える>
物件のリスクと思われる条件も、入居希望者の人物像や生活スタイルによって変わってきます。自炊をしない一人ぐらしのビジネスパーソンであれば、近隣にスーパーがなくてもあまり気にしないでしょうし、学生であれば、生活時間帯がやや深夜にかかっていても気にしない人が多いでしょう。また、同じワンルームでも、内装や設備にインパクトがあれば、若い女性が気にいってくれるでしょう。
<地域の特色にターゲットを絞る>
おしゃれ・リッチ・スタイリッシュ・暮らしやすさがキーワードになるエリアでは、いくら賃料を安くしてもイメージからかけ離れた物件は動きにくくなります。昔ながらの住民がいて暖かみのある街並、おしゃれなイメージよりも実用性重視という人が集まるエリアなら、アクセスが良く、生活物価が手頃で家賃も抑えてというアプローチになるでしょう。
リスクの洗い出しをして、リスクが高いから手を出さないというのではなく、どんな生かし方をすると収益を出せる物件になるかを考えることに意味があるのではないでしょうか。たくさんの物件、入居希望者を見てきた仲介業者に相談しながら、物件活用のアイディアを練るといいですね。