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2021年7月14日
将来の収入源を得るのに、長いスパンをかけて資産形成を作るのは不動産投資の基本です。昔の不動産ローンは年収800万ほど無ければ難しかったものが、昨今は年収400万円台でも審査が軽減され、融資を受ける事が可能になりました。今回は、若者の不動産投資の増加について見ていきましょう。
結論から申し上げますと、ローン返済が早く終わり、さらにリターンの利益を受ける期間が長くなります。ここで分かりやすく例を挙げて35年ローンを組んだ時の完済年齢の違いを見ていきましょう。
・20歳の完済年齢は55歳
・40歳の完済年齢は75際
この2つの年代を比べても、早く不動産投資をスタートする事は大きなメリットがある事がお分かりになるかと思います。
さらに、この年代の方々が60歳になった時の利益を比べてみましょう。
例、35年ローン、3000万円の物件、家賃9万円、月の返済額9万円
20歳スタートの方
・55歳の時点でローン完済、よって60歳では月々の返済は無いです
・毎月9万円の家賃収入×5年間(56~60歳)=540万円の不動産収入を得ています
40歳スタートの方
・60歳の時は未だローン返済途中です。75歳まであと15年間、返済期間があります。
・毎月9万円の家賃収入はあるが、ローン返済も9万円の為、相殺により利益ゼロです。
不動産投資ローンの審査が通らない理由に、若年層の場合は次の5点が挙げられます。
①クレジットローンが残っている事や、車や投資ローンなど他社借入がある場合
②会社規模、勤続年数、勤務形態と勤務先情報に不安がある場合
③年収が200万~300万円未満と低い場合
④新卒で入社2年未満など年齢が若すぎる場合
⑤自己資金が少ない為、借入が高くなる場合
融資を受けやすくする方法は、安定した収入があれば可能です。そこでサラリーマン大家をご提案します。銀行の融資的にはサラリーマンは安定していると見なされます。またサラリーマン大家をする事で、家賃収入を得る事が出来れば2本目の収入柱を作る事ができ、今よりも豊かな生活を送る事が可能でしょう。
さらに、投資用の不動産を購入すると、建物代金の一定額を減価償却費として経費にする事が可能です。他には、不動産投資ローン、修繕費、管理費用も経費に充てる事ができます。
そして不動産投資の最大のメリットがレバレッジ投資になります。少ない資本で大きな適用をする為に融資を行います。少ない自己資金と、銀行からの借入(融資)によって、自己資金だけでは具現化できない費用対効果を得られます。
投資用不動産に限りますが20代で投資を始める際に、日本政策金融公庫の女性、若者/シニア起業家支援資金が活用できます。
こちらの制度は、新たに開業を始めるか初めてからおおむね7年以内の女性(年齢制限なし)あるいは、35歳未満か55歳以上の男性で新事業にチャレンジする方々(個人を含みます)を対象として公庫が行う創業関連融資です。
将来の年金制度への不安や終身雇用制度の崩壊などで、副業に取り組む若者が増えてきている日本の現状があります。将来のために資産形成を検討するならば、若いうちに取り組み、老後に向けて長いスパンで資産形成をする事は賢明といえるでしょう。