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2022年4月21日
不動産投資に限った事ではありませんが投資をしていると、時にマイナスの収支になる事もあります。どの様な時にマイナス収支になるのか?それを回避するにはどの様な方法があるのか?それさえ、きちんと知っていれば狼狽する事なく、不動産投資に邁進する事ができます。今回は、不動産投資でマイナス収支になる原因をテーマにお伝えします。
まず、始めにマイナス収支とは、収支が赤字の状態を言います。入ってくるお金より出ていくお金の方が多い状態の事です。マイナス収支の状態では、大家さんであるあなたが、自分の貯金を取り崩すなどしてお金を出さなくてはなりません。当然、この状態が長く続く事は大家さんに取って望ましい状態ではありません。しかし中には、マイナス収支の状態が生じていても良い場合もあるのです。詳しく解説します。
マイナス収支になってしまう原因はいくつか考えられますが、ここでは代表的な物を3つ紹介します。
よくある原因として、表面利回りだけを重視してしまい、難のある物件を購入して、借り手が見つからないというケースが挙げられます。これを避けるためには、物件のあるエリアや間取り、最寄り駅からの距離など、総合的に判断する事が重要になります。決して利回りだけに惑わされない様にしましょう。
不動産投資が株式などその他の投資ともっとも異なる点が、維持費が掛かるという点です。不動産物件は購入後も、管理費や清掃費、修繕費など費用が掛かります。これらを考慮せずに安易に物件を購入すると、維持費が高く付いて毎月の収支がマイナスになってしまう、という事にもなりかねません。
これを避けるには、修繕費を抑えられる築浅の物件を選ぶか、定額で物件の管理を請け負ってくれる不動産管理会社を見つけてから物件を購入する、という対策が考えられます。
不動産投資は、始める時に大きな資金が必要な投資です。その金額は安い物件で数百万円、高い物件なら数千万円から数億円になる事もあります。そのため、ほとんどの方は自己資金だけでなく、銀行などの金融機関から資金を融資してもらって不動産投資を始めます。
金融機関に融資してもらった資金は、ローンとして毎月返済していく事になります。返済額は、返済期間が長ければ大きくなり、返済期間が短ければ小さくなります。そのため、出来るだけ短い期間でローンを返済しようと、あまりにも毎月の返済額を大きく設定し過ぎると、物件からの賃料収入で賄いきれず、マイナス収支となってしまう事があるのです。
しかし、これは、一概に悪いとは言い切れません。なぜなら、マイナス収支が続いていても、ローンをそれだけ早く完済した後は、入ってくる賃料から諸経費を引いた金額がそのまま収入となるからです。この様に、将来のゆとりある経営を目指すという事であれば、毎月自己資金から持ち出しの出るマイナス収支を続ける、という選択肢もあるという事です。
不動産投資にはほかの投資と同様にリスクももちろんあります。しかし、物件の管理を不動産管理会社にまかせておけば、大家さんがするべき事はほとんどありません。不動産投資に興味をお持ちの方は是非、ノウハウを持った不動産会社へご相談ください。