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2020年1月30日
不動産投資で利益を上げ、余剰資金ができたとします。さて、皆さんならこの余剰資金をどう使いますか?「借入金の返済に充てる」というのは、もっともな感じがします。一般的な住宅ローンならそれもありでしょう。しかし、不動産投資をしているならそれはベストな選択とは言えません。では、余剰資金を活かすとは一体どういうことなのか説明していきたいと思います。
一般的な生活で借金が多いと、いろいろと困ることが起こります。カードの審査に落ちたり、融資を受けることができなかったりなどです。自身の信用にとってマイナスのイメージが大きいですよね。
ところが、不動産投資の世界では借入金の大小よりも他の部分が重要視されます。不動産投資をするということは、投資家としての力量が問われます。大きな資金を焦げ付かせることなく、運用できているかどうかが信用に繋がるのです。
つまり、余剰資金を借入金の返済に充てるよりも、収益を上げられるポイントに上手く投資できているかどうかが重要視されるのです。少ない借入金で黒字と赤字を繰り返しているよりも、多くの借入金で確実な黒字を出している方が投資家としての信用に繋がるのです。
余剰資金を活かす方法は、大きく分けて二つあります。
一つは、修繕費や管理費に充てることです。物件の利用価値を維持するためには必須の投資です。また、修繕費や管理費は経費として計上できますので、課税対象額を小さくすることができます。
もう一つは、再投資の頭金に充てることです。つまり、新たな投資物件を購入して不動産投資の事業を拡大するというわけです。拡大するメリットとして挙げられるのは、一つは一件目のノウハウがある為、二件目以降ではより効率的に好物件を得られる可能性が高まるということです。もう一つは、分散投資をすることで投資リスクを軽減する事ができるという点です。
二件目の投資物件を所有するメリットとして、前述したように一件目のノウハウを活かせるという点と、投資リスクの軽減をはかれる点、そして収益が増えるという点です。逆に注意点としましては、管理のための業務が増えるという点です。信頼できる管理会社に依頼する事も視野に入れることをお勧めします。
また、二件目の立地ですが、一件目の近くであったり条件が似通った物件はお勧めできません。なぜなら、一件目と二件目が同じような物件であると「投資リスクの分散」にはなりません。災害などによる共倒れも考えられるからです。二件目を持つなら、条件を大きく変えた物件を所有するべきです。
ここまで不動産投資の余剰資金の活かし方を書いてきましたが、一般的な「借入金」と不動産投資の世界での「借入金」の考え方の違いや、信用を得る形の違い、また投資リスクを分散する考え方など、投資の世界では独特の考え方や知識が必要になってきます。
これらは、独学で学ぶにはどうしても限界があります。専門家の意見をしっかりと学ぶことが必要になるでしょう。不動産投資のセミナーや交流会などに積極的に参加して、きちんとした知識を身に着けることが重要だといえるでしょう。