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2019年1月21日
【はじめに】
不動産投資を考えている方は、不動産運営の勉強はもちろんされているでしょう。しかし、いざ投資を始めたとき、投資分と自分の貯金分の資産管理はきちんとできるでしょうか?
もちろん投資にはリスクがつきものです。そのため損をしたとき、基本的な生活ができない状態(たとえば、病気になっても病院に行くお金がないなど)になってしまっては大変ですよね。
今回は不動産投資においての投資と貯金の割合について考えてみたいと思います。
たしかに貯金はそれほど考えずに(またはしないで)投資をしている人も中にはいます。もしかしたらすでに十分収入がある人もいるでしょう。
しかし統計的には「投資のみの人より貯金しながら投資をしている人の方が確実に資産を増やしている」というデータがあるようです。
貯金もしながら投資をすると、少額ではあるかもしれませんが確実に資産を増やすことができるのです。
もちろんここであげるのは一つの目安です。
「その通りにしたらお金が確実に増える」という解決法はありませんが、一般的には下記のような割合があるようです。
◎投資初心者…投資を3割、貯金は7割
ローリスクローリターンということで利益は少なくなりますが、損をしても生活に十分な貯蓄ができます。貯金があるということはいつでも大事なことです。
◎標準的投資家…投資5割、貯金5割の半々
初心者の時期を抜けて、あなたが不動産投資の軌道に乗ってきたら、半々にしてみましょう。こちらは着実に自分の目標となる資産を増やし、貯蓄も確保できる数字になります。
◎投資上級者…投資を7割、貯金は3割
もしあなたが上級者になったら、たとえば「期間を決めて・機会を見て勝負する」こともあるかもしれません。しかし見た通りハイリスクハイリターンでほぼギャンブルとなってしまうような割合ですので、いつもこの割合でいくのはおすすめできません。
投資の肝はもちろんその計画にあります。次にあげる3段階を短期的・長期的に定めましょう。
1.現状の把握
投資と貯金の割合・投資の仕方などいくら回せるか把握しましょう。
2.ストックとフローで運営していく
ストック(=貯蓄)とフロー(=投資)をしながらゴールを目指します。
3.目標値(ゴール)にたどりつく
「いつまでにいくら増やしたい」というゴールに到着します。
この3段階の積み重ねをします。もちろん想定外のことが起きるでしょう。
そのときは、当初予想していたゴールと3の実際のゴールまでの時間にどれだけの差があったか分析し、また1から始めます。
そして長期的にも1~3を計画しておきます。不動産投資は最低でも10年続けることが良いといわれているので、たとえば短期的には1年とし長期的には10年を目安に計画を立てていきましょう。
不動産投資では貯金の割合を含め考えることが重要になってきます。確実に貯金ができる人が不動産投資成功者になるといってもよいでしょう。
しかし「そんな計画通りにいくわけはない」と不安になる方も多いのではないでしょうか。そういった方は、軌道に乗るまでは専門家と相談しながら進めていくことをおすすめします。