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2022年7月16日
不動産投資において、プロパンガスを選ぶとどのようなメリットがあるのでしょうか。都市ガスとプロパンガスの特徴などについて簡単に解説します。また、プロパンガスを選んだ場合の注意点についても併せて見ていきましょう。
不動産投資とは、購入した不動産を第三者へ貸すことで利益を得る投資方法の一つです。購入する不動産は、マンションの一室・戸建て住宅・アパート一棟などになります。不動産投資をする場合、ガス選びも大切です。
ガスは、主に都市ガスとプロパンガスの二種類になります。それぞれ下記で見ていきましょう。
都市ガスは天然ガスや液化天然ガスなどから作られており、道路の下にあるガス管によって供給されています。ガス管があるのは都市部のみのため、都市ガスは都市部のみ使うことができるガスとなります。
また、都市ガスはプロパンガスよりもガス代を抑えられるのが特徴です。ガス代が安いことから、都市ガスの物件を選ぶ人も多くいます。
プロパンガスは、プロパンとブタンが主成分とされる液化石油ガスのことです。液化という意味の「Liquefied」と、石油という意味の「Petroleum」の頭文字からLPガスと呼ばれることもあります。
ガスが充填されたガスボンベを設置し、家庭にある配管を用いてガスを供給します。ガスボンベを置くスペースがあれば、どこの地域でも利用できるのが特徴です。プロパンガスは、ガスボンベを設置すればガスが使えるため大きな工事なども特に必要ありません。
そのため、災害などのトラブルがあった場合も速やかに復旧することができます。
不動産投資をする場合、多かれ少なかれ設備費用が必要になります。アパート一棟などの場合は、部屋数が多い分設備費用がかかることになります。ですが、プロパンガスを選べば設備費用を抑えることができます。
プロパンガス会社の多くは、他社との差別化を図るためにさまざまな特典を付けています。具体的には、ガス設備の工事・インターホンの設置・追い炊き機能追加・給湯器や浴室乾燥機の設置などです。
また、給湯器やエアコンの交換なども行ってくれる場合があります。プロパンガス会社の多くは、これらのサービスを無償で行ってくれます。これにより、設備費用の削減が可能になります。
ただし、上記の特典の多くは10年から15年の契約期間が設けられています。契約期間中に解約した場合、設備の工事費用などを支払うことになるため注意が必要です。また、連絡なしでガス代を引き上げる会社もあります。
ガス代が高くなると、その物件へ入居したいと思う人が少なくなる可能性が考えられます。空室が多いのは、不動産投資において大きな問題です。ガス会社を選ぶ際は、よく調べて自身が納得できる会社で契約するようにしましょう。
今回は、不動産投資とプロパンガスについてご紹介しました。プロパンガスはどの地域でも利用でき、設備費用が抑えられるなど多くのメリットがあります。ガス会社と後々トラブルを起こさないためにも、契約内容をしっかり確認するようにしましょう。